こじまのかべ打ち

こじまが話したいことを書き書きしてます。

オールド・シネマ・パラダイス

こんにちは。こじまです。

 

こじまは映像鑑賞が趣味の一つです。映画にドラマ、アニメにミュージックビデオ。演劇やコンサートなど生の魅力も好きですが、それとはまた違った映像作品は何度も観る魅力や視点が固定される魅力が好きです。

 

映像を見ながら『このシーンはどういう意味だろう』と考えることが楽しい趣味です。『なぜ今、そのセリフなのか』、『なぜ今、そのアングルなのか』、『なぜその描写なのか』、『主題はなんなのか』など考えては喧々諤々と考察を話すのが醍醐味です。

 

ちなみにこじま家ではわたしが圧倒的テレビ占有率を誇っています。こじま家にテレビは一つしかなく、そのうえわたしは作業するとき以外はリビングでほぼ生活するという特性持ち故にです。けれども意外と感性が近いおかげでチャンネル争いはあまり起きないので平和です。最近ではテレビでYouTubeもみれて、またWOWOWという新しいおもちゃを手に入れたので毎日が映像三昧です。古い映画から新作映画にオリジナルドラマ、はたまたコンサートまで観れて最高です。(みんなテレビが好きですし、ノリノリで「ほら!これ見て!おもしろそうでしょ!」みたいな感じでいつも見せています。付き合ってくれる家族ありがとう)

 

昔から観る作品がすこし世代とズレていることが多いわたしが言うのもあれですがロードショー以外の作品もすごくおもしろいので試しにテレビでみたり、借りたりして観てもらいたいなぁと思います。古い映画やドラマは最近の作品でオマージュに使われていることもあったりで、知識があれば作品がグッとおもしろくなることが多いです。(あとはフィルムの独特感だったり、CGのはしりみたいなのの雰囲気がおすすめです。そしてできれば映画館で観たいです。二番館、三番館があった親の時代うらやましい)

 

そこで「これ!おもしろい!観てみて!」を叫びたい数ある作品のなかから、今回はわたしが生まれる以前の「古い映画」を少し紹介していきたいと思います。(参考動画はいいのがあんまり見つからなかったので、興味があればぜひ映画本編を観てください) 

 

大脱走


「大脱走マーチ The Great Escape March」

誰もがこの映画のテーマソングを絶対どこかで聞いたことあるはずです。第二次世界大戦中のドイツ軍捕虜収容所から脱走を試みる物語です。明るい雰囲気のわりにかなりハラハラする作品です。脱走するメンバーを応援したくなりますが、本当に最後のシーンでわたしはドイツ軍のラムゼイ大佐を応援したくなりました。ラムゼイ大佐は貴族的な考え方だったんです。悪い人のようで悪い部分だけでなかったのがわかって「た、大佐ーっ!」となりました。ちなみに脱走組の何人かは『荒野の七人』(七人の侍の洋画リメイク)にもでてます。まぁ、有名な話ですよね。

 

『夕陽のガンマン』


For a Few Dollars More(夕陽のガンマン)-Ennio Morricone

今は映画監督としても名高いクリント・イーストウッドの代表作の一つです。ザ・西部劇です。そう、マカロニ・ウエスタン。(マカロニ・ウエスタンて死語ですかね)これを観ると『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』がもっとおもしろくなります。なんなら『荒野の用心棒』を観ていてもおもしろいと思います。もはや『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でのオマージュの印象が強すぎて作品自体の記憶が薄れている感も否めません。けど、おもしろかったと思ったことは覚えてます。笑(というかたくさんの作品を観たり、ロックバンドがわかるとバック・トゥ・ザ・フューチャー』って味が変わってくる作品で飽きないので、ぜひそっちも観てください…深海のお魚パーティー…カルバンクライン…)

 

『生きる』


生きる(プレビュー)

いわずとしれた黒澤明作品のひとつです。『七人の侍』や『隠し砦の三悪人』みたいな派手さはないです。三船敏郎もでてないです。快活な作品ではないですが、志村喬の演技と映画の白黒が合っていてすごく好きな作品です。これは文字で説明するのが難しいのですが、最後のブランコをこいでいるシーンと子供達が公園で遊んでいるシーンは印象的です。こじま、すぐ映画とか観て泣くのであてにならないんですが泣きました。この作品のなかで描かれる「お役所仕事の難点」は今でもあんまり変わってないのかなと思ったりも。50年かかっても劇的には物事変わらないけど、少しずつは良い方向に変化していればいいなと思います。

 

たった3作品でもこんな文字量になるとは… 

本当はヒッチコック作品とかジェームズ・スチュアートとかオードリー・ヘプバーンとかジェームズ・ディーンとかについても語りたいんですがまた今度にします。

 

あぁ、ほかにもアニメとかいろんな映像作品についても語りたい!

(このまえバイト先の人にかくかくしかじか映像について話したら「映像フェチ」の称号を得ました)

 

それでは!