こじまのかべ打ち

こじまが話したいことを書き書きしてます。

こだわらない勇気

こんにちは。こじまです。

 

最近、ミントとバジルの栽培キットを3割引で購入しました。

(自分で栽培すれば安上がりではないか…!という安直な発想)

「晴れたら植えるぞー!」と意気込んでいるのですが、全然晴れません。悲しいです。

 

さてさて、東京に来てからこじまは"学生"という特権を使ってふらふらとしています。

とは言いつつも、大学院の修士課程は2年しかないのでそれなりに進路について考えることも多いです。

 

希望進路"未定"で入学していますし、今も「どうしよっかなー」っと思いながら日々暮らしています。

そういったわけで、せっかく企業がたくさん集まる東京にも来たのだし見聞を深めるためにも大いにふらふらしてます。

肩書きが大学院生しかないのは、これまでより身軽だということもありますし。笑

 

ですが、大きな壁が立ちはだかります。

こじまにはいわゆる"やりたい仕事"がありません。

どんな仕事にも楽しい側面と辛い側面はありますし。

 

わたしはしょっちゅう「働きたいけど、就職活動したくない」と口にします。

それは今の就職活動のセオリー(とされるもの)が「私はこれができる」と「私はこれがしたい」を中心に売り込んでいくスタイルに感じるからです。

前々からブログでも言っていますが、"アイドル"でありたいと考えるこじまはどちらかというと、他人の鏡になり、映る姿に合わせてその都度ごとに選択を考えることが多いのでこの売り出し方が「しんどい」と思っています。

 

(参考)ここでの"アイドル"についてはこちら

17-wwannanext.hatenadiary.com

 

悪くいえば「なんでもいい」なんです。

 

ここで、こじまの20数年の人生のなかでそれなりに大きな選択肢を振り返ってみましょう。 

まだ全学年揃っていない、ほぼ新設の中高一貫の学校を受験しようと思ったのは

「おもしろそうな学校だし、公立だし。それになんか受験する経験もいいかも」

カヌー部に入部したのは

「おもしろかったし、ほかにはない部活動だし」

文理選択で理系(物理・化学)にしたのは

「理系のイベントに行ってみたら理系学部楽しそう!理系科目も好きだし」

なんやかんやでなんでもできる学部に入学したのは

「文理で何かを選択するのはナンセンスでは…!?」

大学院に進学することを決めたのは

「なんか今、就職するのは違う」

 

 

 ここではかなり端的に書いていますが、もう少し考えてはいますよ!笑

けれども、側から選択の結果のみ見ればなんという気の向くままの選択なのでしょうか…

学部時代の研究も毎年テーマが違うし、ぱっと見すると共通点あるのかよって言いたくなるほどです。

大学院での専攻が歴史学だというのも我ながら本当にぶっ飛んでるなと思います…

 

けれども、共通点がないように見えて意外にあるなと。

それはいずれの選択の瞬間にも自分がやりたいことを選択して、自分なりに"やりとげる覚悟"を決めたことです。

 

いろいろ思い悩みはじめたころは「この節操ないと言われそうな人生選択でいいのか…」とくよくよしていました。

けれどもいろんな人と話して、これまでの経験を振り返って自分には軸がないと思っていたけれど、軸があったことがわかりました。

「自分の人生は"こだわり"をもたないというこだわりを持って物事を選択してきた」と思えるようになりました。

 

 例えるならば、以下のような日々で着る服の選び方だと言われました。(「な、なるほど…!わかりやすい…!」と感心した例えなので拝借します)

 

  • わたしは服を着て「こういう気分になりたい」と目的があるけど、そのなりたい気分は毎回変わる。行く場所によってでも変わる。
  • その気分になることを達成するために着る服のジャンルの決め打ちをしない。
  • ある瞬間に「今日はこれ着たい!」と思う強い気持ちもあり、その衝動に合わせて服を着ることもできる。
  • そして今日選んだ服を着て玄関をでたなら、もう悩むのはやめてその服を着たことを全力で楽しむ。
  • 毎日それを繰り返してここまで来ている。

 

確かにこじまは欲張りで、わがままなんでいろんな服を着たいんです。笑

欲張りに毎日違う服を着て、好きなジャンルは昨日と今日で違うけれど、その服を選んだ瞬間に「今日はこれを着て過ごす」覚悟を決めるそんなやり方もアリなのだと思う人がいるとわかりました。

 

それから"こだわらないこと"にこだわって生きて、修士課程が終わるまでにどこかで何かの覚悟を決めることが今のこじまの"やるべきこと"の一つなのだと考えることにしました。

そして正解の選択肢を探すよりも、自分の選択肢を自分のなかで"正解"にしていきたいなって思います。

 

そんなことを考える東京での3ヶ月でした。

 

それでは!

(こんなにも、はちゃめちゃな選択をしてばかりのこじまに対して「好きにすれば」と言ってくれる家族や仲良くしてくれる人たちには本当に足を向けて寝れません。ありがとうございます)