こじまのかべ打ち

こじまが話したいことを書き書きしてます。

栄冠は君が輝かす

こんにちは。こじまです。

 

気がついたら7月はどこかへ行ってしまったようです。

みなさん8月ですよ、8月。ひぇー。(周知の事実)

 

先日、大学院のゼミの飲み会で人生ではじめて『輪るピングドラム』について家族と作品を教えてくれた昔の塾の先生以外の人と話すことができました。こじまはとてもとても感動しました。ううっ…(涙)

 

さて、知っている人は知っていますがこじまはオタクです。バリバリのオタクです。

 

そして、ついに…!

こじま、Netflixに登録しました!めちゃ今さらですが!

もともと『13の理由』に関心があって、登録したかったんですがアニメもめちゃくちゃ観れるんですね!すごいですね!!

 

ドラマは結構重い系を観ているので、合間合間にアニメを挟むという感じで観ています。(研究についてもっと考えるべきだとは思いつつ…)

 

そのなかでもダントツに高校のバレー部を舞台とした漫画を原作とした『ハイキュー』を観ています。

f:id:u_w_wanna-next:20190802204233j:plain©︎古館春一・集英社東宝

www.j-haikyu.com

 

わたしはよくアニメや漫画を楽しみながら「うわー!人生ーっ!」とか「うわー!"社会"ーっ!」と思うことが多いです。(こじま、ボキャ貧かよ)

 

そのなかでも『ハイキュー』は実生活における物事の考え方の参考になります。つまりは前者です。

 

そこで、こじまの独断と偏見による『ハイキュー』において数ある「人生ーっ!」って悶えた瞬間のなかでも特に「"努力"するということとは一体なんなのか」について考えさせられた言葉をいくつかピックアップしたいと思います。

 

 

 

 「お前は3年間何やってたんだ!?」

f:id:u_w_wanna-next:20190802205152j:plain©︎古館春一・集英社

のちに高校でチームメイトとなる主人公の日向翔陽と影山飛雄は最初、中学の大会では対戦相手として出会うのですが、そこでセンスも身体能力も秘めているのに全く試合中に活かせなかった日向に対して影山が言った言葉です。

 

日向は中学では部員が全くおらず、 3年生になってようやく試合にでることができました。そこに至るまで試合メンバーをかき集めたり、1人でも練習したりと日向本人はものすごい"努力"を積み重ねてきたけれども、その背景を知らない影山にとっては勝利という結果をもたらさなかった日向の"努力"はなかったことになってしまいます。

 

どんな努力も"正しい"努力だけれども、結果に結びついていない努力は"努力"とみなされず切り捨てられることは往々にしてあると痛感します。

 

「勝負事で本当に楽しむためには強さが要る」

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 日向や影山と同じ1年生のバレー部部員のなかで1人だけ控えの山口忠。彼がピンチサーバーとして一瞬はコートに立つことができ、「試合に出れてよかったな。楽しかったか?」と聞かれたけれども、思ったように練習の成果は出せないし、ほかの1年生のようにバレーが出来ないことが悔しく、「ちっとも楽しくなかった」と答えた後にサーブを教えてくれている嶋田さんから伝えられた元・烏野高校バレー部監督の言葉。

 

生き生きとして「ここは自分の領域だ」と宣言するにために誰かに負けない"何か"が必要だなって。

ここで言われる"強さ"は直接的な実力やセンスかをはじめとして、周りの声を無邪気に無視できることや「自分はできる」と言ってみせることも"強さ"かなと。そうした"強さ"と総称される"何か"が勝ち負けや優劣が決められる場で「楽しい」と感じる上で必要であることは確かだと思います。

 

 

「そんなもんプライド以外に何が要るんだ!!!」

f:id:u_w_wanna-next:20190802210617j:plain©︎古館春一・集英社

 

 そして、そんなほかのメンバーのように戦えない鬱屈とした気持ちを抱えた山口が幼馴染で日向や影山のように1年生でレギュラーを張る月島蛍(以下:ツッキー)に対して吠えたこの言葉。ツッキーは日向と同じポジションで日向よりも背は高いし、日向とは違う才能を持っているのに諸々の過去の出来事から「どうせ1番になれないのに、頑張ることは苦しいこと」と半ば諦めています。「どうせどこかで負けるとわかっているのに、本気でやったことに結果がついてくるかわからないのに、みんなどんな原動力で動いているんだよ!」と練習に身が入らないツッキーに山口くん、プッツンしました。(アニメでのこのシーンも良いです…動いて、声がつくことで、さらにグッときました)

 

負けたくないことに理由がいらないことにも通じるものがありますね。1番を目指そうとしないなら、絶対1番にはなれないなかで結局は自分の中でどう感じているのか、どうしたいのか、どうなりたいのかというプライドが原動力になる。プライドがなければ何も始まらないですね。

 

 「才能は開花させるもの ーセンスは磨くもの!!!」

f:id:u_w_wanna-next:20190802215801j:plain©︎古館春一・集英社

 主人公達が所属する烏野高校のライバル校である青葉城西のキャプテン・及川徹のモノローグです。及川は影山の中学時代の先輩でもあり、"天才"として描かれる影山とは対照的に徹底的に"秀才"として描かれています。

どこまでも才能では"天才"には勝てない"秀才"は永遠に"天才"に勝つことができないのかという命題に対して才能とは初めから持っていることを自覚しているものではなく、自分で掴み取り、磨き上げるからこそ"才能"たりえるのであって、"才能"自体の有無ではなく、いかにそれを知り、磨くかが勝利するうえで重要であると示しているなと思います。それが今日なのか、明日なのか、歳をとっても、もしかしたら死ぬまで見つからないのかわからないですが。

 

こじま自身は"才能"って人が努力して成し遂げようとしていることに対して自分は努力している感覚なしにできるからこそはじめは自分では見えないものであり、それこそ他人との関わりのなかでようやく自覚するものだとも考えています。

うまく言えないですが「才能があることを自覚していない」=「達成に必要な能力値が下駄履いてる状態」ってやつですかね。才能を磨かないとずっと下駄を履かせてもらっているだけで、本当の意味で自分の力ではないって感じです。

それに「才能がない」なんて思った瞬間からもう一生、才能を開花させることは叶わないですね。「才能はあると信じて磨いてなんぼ」です!

(ドンガラガッシャーンってなった後にコートに戻るときの泥臭さが及川のスタンスを象徴している感じがして好きです。これも動くからこそ出てくる良さかなと。ちなみにこのモノローグがでてくるアニメ2期24話のBパートだけでも少なくとも5回はNetflixで観た)

 

「直接点になってないプレーも後々、効いてくる」

ああっ、ここだけ…!ここだけ画像が見つからないし、動画も見つかりません…!

ううっ…残念です…!

 

これは春高バレーの決勝戦で全国常連校である白鳥沢学園のエース・牛島若利のスパイクを止められない選手たちに対して烏野高校のコーチがしたアドバイスです。

先述のツッキーの「どうせ1番になれないのに」や才能を開花させるため云々の"努力"をすることとセットにして考えると、たとえ欲しくて欲しくてたまらない才能を手に入れることができないとどこかで諦める瞬間が来たとしても費やした数々のものはしっかり糧になるということだとこじまは思います。

いわゆる「雨だれ石を穿つ」+「急がば回れ」かなと!笑

(うえーん。画像がみつからないから、なんだかここだけあっさりしてしまう…)

 

 

そして、ここまで挙げてきた『ハイキュー』の言葉から、こじまは「何事も経験してみてこそ」という持論に至りました。

 

なんとここまで3000字も書いてきました。笑

ふいーっ。こじまは満足です!

 

それでは!

 

(余談)

アニメを観ていたら原作が読みたくなったのですが全部実家ですし、ジャンプ系は単行本の刊行サイクルが早すぎて一瞬でどこまで買ったかわからなくなり、東京でどの続刊を買えばいいかわからくなってしまいました。全然原作が読みたいのに読めないので「ううーっ。ハイキュー読みたい"い"っ…」と悶々としていたら、実家からは大量の野菜などの"配給"物資が送られてきて一種のテレパシーは通じたのだと1人でツボっていました。