こんにちは。こじまです。
10月です。なんてこったです。
やらないといけないことは山積みですが、研究室と家とバイト先をぐるぐるしていると、だんだんルーティーン化してきてました。
「あ、こんなん死ぬわ!」となったので、丸一日散歩にでました。
雨じゃじゃ降りでしたけど。
ちょうど東京に仕事できている学部時代のゼミ仲間かつお茶友のNちゃんからお休みの連絡を前日にもらったので、ルンルンでした。
もうびっくりするほどに、めちゃ寒かったですけど。
さて、Nちゃんとの約束する前に私がロンドンナショナルミュージアム展のチケットを取ってしまっていたので、お願いして上野周辺でランチとお茶をすることにしました。
Nちゃんとの約束がお昼からということもあり、午前中もせっかくなのでどっかにでかけることにしました。
いつぞやにも書いた気がするのですが、東京都内が実家より遠いです。(心理的に)
上野周辺で散策しようかなと考えてはみたものの今はウイルスの影響でほいほい思いつきで博物館・美術館に入れないのがちょっとダルいなと。
そこで「上野も両国も近いやろ!」と思いつき、前から行ってみたかった江戸東京博物館に行ってきました。
はい、おなじみの意味不明なフットワークです。
まず両国まで行くのに「総武線に乗って三鷹から1本で行きたい!」(唐突)と勢いで三鷹で乗り換えます。普段はビュンビュン飛ばしていく駅がのろのろと見れて楽しいです。
古い小汚い感じの駅のホームが最近のありきたりなツヤピカなホームと違って好きです。(褒めてる)
そんなこんなで、両国へ到着。
その瞬間にものすごい下町の空気を察するこじま。
「ここは……!大正駅周辺の匂いがする……!!」
相撲繋がり的には難波なんですが、両国は川が近いのとなんか高架付近とか駅の感じが大正とかの環状線の西っかわの雰囲気を察しました。
さて、お目当ての江戸東京博物館です。
「校外学習のときはここに集合するんやろな」なんて、今は風が吹き抜けるスタッフさんしかいない極寒のエントランスに一抹の寂しさを覚えながらもチケットを買います。
そこからエスカレーターに乗って上へ。
すごい仕様です。さすが、東京はやることが違いますね。
ちなみに上りはビビりすぎて写真が写真が撮れなかったのでこれは下り。
ナチュラルに左に立てていることを褒めて欲しい。(そして実家に帰るとバグる)
まず入ってからの日本橋1/1スケール模型がすごいです。
日本橋って東京は(にほんばし)って読むんですね。わたしは(にっぽんばし)。
そういえば、東京にも京橋って駅があるんですね!
ま、わたしのイントネーションは(きょ↑ぉばし)なんですけどね!
東京ではなんて読むんですか!わかりません!
(未だ「ファミマ」も渋谷の「ヒカリエ」も東京イントネーションを獲得できない関西人より)
これ教科書とか資料集でみたことある〜!とテンションあがりました。
浮世絵コーナーも結構気に入りました。
小学6年生のときの社会科で歴史新聞を作ろうという宿題で「独占!歌川広重先生インタビュー」を作ったのは思い出深いです。
対談方式で書きました。(めちゃ褒めてもらったから覚えてる)
企画展も見に行きました。
『大東京の華-都市を彩るモダン文化-』
これは11月23日までやってるみたいです。
こういう配色好きです。
やっぱり個人的にはこの時代の出版物の雰囲気好き。
ぼっちゆえか迷子になり、順路を無視するほどに彷徨いながらも江戸エリアから東京エリアに向かいます。
途中で見つけたこのゾーンでは「菊人形おるやん〜!!」とおそらく博物館で1番テンションが上がった瞬間でした。
けれども(造花)の文字を見て「なんや…スンッ…」となるこじまがそこにはいた。
ひらパーの菊人形展が懐かしいです。
こちらは「毎時20分になると鹿鳴館が作動します」って書いてあるのにも関わらず、ずっとニコライ堂の模型の前でジッと待っていて「時間なのに動かない…」とアホなこじまが終わる直前に気づき、あたふたと撮影した鹿鳴館です。
わたしも写真もボケている。
ニコライ堂の模型も何が起こるかわからなさすぎて、揺れまくっている2分くらいのおかしな動画もありますがファイル形式の関係でアップできないみたいです。
それはただのニコライ堂が開いた瞬間のわたしのテンションの上がり具合が伝わるだけの動画。
これはよく関東大震災を被害を表すときにでてくる塔。おっきい。
これは次に住む場所を決めるときの参考にするための資料写真。
勝手に来年も東京にいる気満々です。笑
現代に近づいていくなかでは、あんまり写真撮ってませんでした。
初回だからかあんまり響かなかったのかもです。
そのなかでも唯一、現代ゾーンで撮ったのがこちら。
「地元の皮膚科の先生が使っていたMacだ…」という思い出に浸ってました。(知らんがな)
こんな感じで初めての江戸東京博物館を満喫していました。
江戸東京博物館を大阪のNHKの隣にある大阪歴史博物館をイメージして行ったのですが、全然違いましたね。
大阪歴史博物館は古代からの展示があって、やっぱり権力や経済の中心が西にあった古代・中世・近世の展示が厚い気がします。
江戸東京博物館は江戸が中心地になった付近の時代からの展示だったので、江戸から東京の移り変わりがよくわかりました。
そうなると江戸が"江戸"になる前が気になってくるんですが、そこら辺はあんまり展示がなかった気がします。
それにしても、街はいくつものレイヤーの重なりでできているのが本当によくわかります。
街をみているのがもっともっと楽しくなります。
いや、本当に街の今に至るまでを知っていくと、わたしが上野をスタイリッシュになりきれないアングラ感の強い元町と感じるのも段々と合点がいきます。
ちなみに、わたしのなかで上野〜御徒町は王子公園よりの春日野道です。笑
東京はまだまだ知らないことがいっぱいで深いです。
はぁ〜!!!散歩、超楽しい!!!
行きたい場所がいっぱいあるので、まだまだ探検していこうと思います。
(池袋よく行くわりに巣鴨プリズンもまだ行ったことないし!上野も新宿も渋谷もその他あちこちもっと行きたい!)
なんだか世間一般的な上京してからの東京の楽しみ方とは、ちょっと違う気がしますが気にしません!笑
それでは!