こじまのかべ打ち

こじまが話したいことを書き書きしてます。

なんでもってアイドル

こんにちは。こじまです。

 

今年も平日9:00-17:00バイトの季節になりました。

なので一区切りついたはずなのになんかドタバタしてます。やはりわたしは回遊魚。

 

さて、いつぞやのブログで人生で初めて某ジャニーズグループにハマっているということを書きました。

それはもうハマるきっかけを作ってくれた友達ですらびっくりするほどのズブズブ具合です。狂ったように曲を聴き、狂ったように動画を観てます。

彼らがいなかったらわたしはきっと修士論文を書き上げられなかったと思うくらいに12月下旬のわたしの心に刺さりました。それを今も継続中という感じです。

 

でもまぁ、個人的にはハマる時は大抵こんな感じなのでさほど驚いてません。

毎日3食とも青椒肉絲でOKみたいな生活をハマるとすぐにこじまはします。笑

 

何かにハマるときには何かしらの理由があると思っているので、ひとまず書くもの書いたのでここでちょっと真面目に考えてみることにしました。

 

こじまが男性アイドルが好きな理由はなによりもほかのコンテンツにはない物語性にあると思います。

 

正直なところ、だいたいの男性アイドルたちをみて「知り合いにいそう」という印象を抱くので、あまり「きゃー!かっこいいー!」は思わないです。

 

いや、本当に慣れって怖いですね!笑

(この気持ちを中高時代の友人・知人たちはきっとわかってくれるはずだと信じている)

 

MV・PVは作品なので個々人のビジュアルに対してとはちょっとまた違う"かっこいい"はあります。

 

なぜこんなにも惹かれるのかをビジュアル的要素を除いて考えると音楽性の好みはもちろんありますが、なによりもアイドルが提供してくれる物語だと思います。

つまりは"アイドルは限りなくリアルな紡ぎ手によるフィクション" であり、そのなかで好みの物語を読んでいる感覚です。

 

女性アイドルじゃなくて、男性アイドルが好きというのも自分の好きな物語展開だからこそだと思います。

 

男性が自分にとっての異性であるという理由はもちろん少なからずあるだろうけれども、男性アイドルが提示する物語は<やりたいことのための努力を「努力している」と堂々と主張することを肯定してくれる>から好きなんだと思います。

 

ようは"努力しすぎるお前は痛い奴だ"なんていう人がいない物語がわたしは好きなんです。

 

ただ、たとえ努力を積み重ねても少しでも受け手にとって気に食わないことがあるとボロクソに言われる世界なのは「なんだかな」と思わなくもないです。

 「プロ意識がない」とか「努力が足りない」とかを言うファン(?)見かけると「じゃあ、あなたは普段からプロ意識持って生きとるんやな?他人の努力を批判するんねんから、自分もそれくらいの覚悟で生きとるんよな??せやんな???」と思ってしまいます。(口が悪い)

 

 

アイドルを小さい頃から好きだったわけじゃなくて、アイドルにハマったタイミングを考えると、大学生になってコミュニティが広がって自分の”普通”って、思ったよりもほかの人の”普通"と違うことが多いと気がついてしまったくらいですかね。笑

 

わたしはすぐ"頑張る"とか"努力"とかの言葉を使うけれども、人からすると私の"頑張る"は"すごい頑張る"に見えるわけで。

例えるなら車のエンジンをかけて、少しずつギアをあげるのがセオリーだけど、こじまはいきなり1速から5速くらいまでギアをひょいひょいっと上げられるみたいな感じです。それが良いか悪いかは別にして。

 

努力っていっても得手不得手もあるので、人それぞれなのは理解しています。

5努力して10できるときもあるし、100努力しても1しかできないこともままあります。

 

それでも、わたしはどんなことにも"努力すること"は"当たり前"だと思っていました。

わたしにとって0努力なんてあり得ませんでした。

 

この考え方はこじま家がオーバーに言えば「努力しない人間には人権はない」みたいな環境なことに由来する気がします。

たぶんこじま家は結果よりも努力したかどうか、最善を尽くしたかどうかのほうを重要視しています。

「やれるだけやったんか」「その努力の方向性は適切なのか」を問い続けられる日々です。笑

 

けれども集団のなかや組織のバランスをとろうとする時に、わたしが努力することは必ずしも良いことに繋がるわけではないです。

 

時々それがストレスでした。

「なんでそんな頑張るの?」みたいな視線は結構堪えます。

 

いろんなものをもっと良いものにしたいし、上に行きたい。

そのために殴り合いをする努力も必要で、妥協する努力も求められると考えます。

 

とにもかくにもどんな"努力"も重要だと思っていたなかで、"努力は痛い"みたいな価値観に結構あてられてしんどかった時にこじまは男性アイドルグループにハマりました。

 

男性アイドルグループの紡ぐ物語は努力することを自体を肯定してくれる気がしました。

それからというものの、人の人格を消費している罪深さを感じつつ、あっちこっちの物語を読み漁る。笑

 

あとはわたしが好きな男性アイドルグループの特徴としては群舞が上手なグループばっかりな気がします。

 

きっと"綺麗に揃っているけど個性が死なない"っていうのが刺さるポイントです。

いや、どんだけ自分の抱く集団に対する憧れと息苦しさをアイドルに投影しとんねん。笑

 

まぁなんというか、孤高にはなりきれないこじまがそうしたアイドルの物語を楽しむなかで、現実を生きていくために思いついたのが『人生は"アイドル"』です。

 

(↓これを書いたのがほぼ3年前になるなんて…そしてまだ書きたいのに書いてないことがいっぱい) 

17-wwannanext.hatenadiary.com

 

 他人が自分に求める"普通"と自分の捨てたくない"普通"のバランスを探して日々生きるって感じです。

ある意味自分が"普通"じゃないからたくさんの人からチャンスを貰えたとも思っています。

 

そして、これまで特定のモデルがいるわけではなくいろいろ混ざった<人生はアイドル>だったのですが、それを体現していると思われる人間をとあるグループに見つけてしまいました。

 

その人こそが、今こじまが狂っている某ジャニーズグループのメンバーです。 

 

ま、そんな初めてハマったジャニーズのグループはSnow Manっていうですけどね!

曲調もダンスもいい意味でわたしのジャニーズ系の概念をぶっ壊してくれました。

 

てか、もうすべてがわたしに刺さるんです。

楽曲の方向性や表現はもちろんなんですが、本当に物語が突き刺さる。

 

下積みが長くて、デビューした時点で多くのメンバーの年齢が20代後半なのも、もともとは6人だったのが9人になったのも、単純に6+3じゃないことも。

 

わたしが勝手に9人に対していろんな想いを重ねているだけなんですが、本当にいろんな媒体から彼らの物語の断片を見つけるたびに悶えています。

 

ずっと1人で勝手に引っかかってたことに対して

「あぁ、自分の辿ってきた道もちょっとは肯定してもいいんだな」

って思えました。

 

他人にはどう映っているかはわからないですが、人には人の地獄があるのです。

 

ちなみにお正月に公開されたこのMVをみて、こじまは論文を泣きながら書いていました。この曲を流して、ぎゃんぎゃん泣きながらキーボード叩いてた。(マジ)


Snow Man「ナミダの海を越えて行け」YouTube Ver.

 

でもまぁ、こんなにもズブズブになったのはロールモデルになった人とは別のメンバーがきっかけなのですけどね!

 

そしてSnow Manにハマってはじめて"エモい"と呼ばれる感情がわかった気がします。

さていろいろ書きたいのですが、長くなるので細かいことを書くのはまたにします!いつ書くかは知らん!ハハハッ

 

ここまで長々と書いてきましたが、最後にハマったきっかけのMVも貼っておきます。

ちなみにリボンつけてる衣装の人がわたしのロールモデルです。よければ探してください。笑

(サムネの衣装は別衣装)


Snow Man「D.D.」MV (YouTube ver.)

 

このMVを観直すと3分30秒のなかでその人がソロで映ってるのおそらく3秒くらいしかなかったです。

歌割りも基本ハモリかつ歌っていても引きの映像で、過激ファンが怒り狂うのもちょっとわかる気がします。

 

なんか友達に見せてもらったときに「こじまちゃんの動体視力www」「こじまちゃん、好きそう」って言われたり、先日退職したバイト先の社員さんに「わかる。こじまちゃん○○担*1っぽいわ」と言われたのを思い出して、いまさら自分でもジワジワきました。

 

最初にそのグループのMVを観してもらったときに「この人がかっこいい」と思った自分のシックスセンスを信じようと思います。笑

 

それでは!

*1:ジャニーズの界隈では特に好きな人がいると"○○くん担当"表現するらしいです。