こじまのかべ打ち

こじまが話したいことを書き書きしてます。

文字に願いを

こんにちは。こじまです。

 

ほんとにもう10月下旬ですか?バグじゃないですか?

「やることいっぱいでヤバい!」みたいなことを以前書きましたが、よくよく考えれば2018年の4回生のほうがヤバかったです。

 

その頃のわたしの方が頭がおかしい。

よくあんな大道芸みたいなリズムで生きていたなって思います。

ここに内容を書き出そうと思ったんですけど、自分でも引くくらいの量だったのでやめました!ハハッ。

 

まぁ、今だから笑えるんですけどね!今だから!!

おかげさまで、ここまで来れました!ありがとう!膨大な仕事たち!!

わたしにとっては"普通"でも、他人にとっては投げ出したくなることが往々にしてあることを身に染みて理解しました!

それにしても、よく責任感とボランタリー精神だけであんなことやってたな!

(ようは「うわっ…もしかしてわたしのキャパ、広すぎ…?」です!!!笑)

 

そう考えると自分がやる気だして頑張ればいいだけなんて、なんと素晴らしい状況でしょうか。

論文と資格勉強って作業中は他人を慮ったりしなくていいし、あちこちに水面下で根回ししなくていいんですよ。すごいですね!!

 

まぁ、今はイマ。過去はカコです。

 

さて、本題です。

以前、<研究することは絵を描くことに似ている>と書きました。

17-wwannanext.hatenadiary.com

今、本格的に論文作業をしていると改めて絵を描くことというか、<研究は作品作り>だなって思う日々です。

これもなんていうか、書きながら「え、この作業いる?」となり、結果的にいらないことに気づき「うぁ〜〜!また3時間くらいドブに捨てたわ〜〜〜」みたいなことばっかしながら思い至りました。

 

作品作りにおいてテーマとモチーフってしっかり固めていかなきゃだと思うのですが、この2つって似て非なるものな気がします。

 

端的にいうなら

<テーマ=言いたいこと>

<モチーフ=自分のいいたいことを証明する題材>

ですかね。

 

でも、この2つって作業していると本当に混同しやすくないですか。

ここがごちゃつくと「あれ?これなんのための論文だっけ?」みたいな状況に陥る原因の一つだなって。そこが自分の中でぼやけるとやっぱり筆は止まりますね。(ただでさえ、止まりがちなのにね!)

 

「そのテーマを表すのにモチーフは適切?」

「そのモチーフを使って何を言いたいの?」

「そのモチーフのどこを切り取る?」

「そのモチーフの何をどう表現するの?」

「平面で描く?立体で作る?」

「その形で他人に伝わる?」

 

みたいなことを描きながら(書きながら)

考えて、選んで、捨てて、考えて、選んで、捨てて。

研究はそうやって作品を仕上げていく感覚だなってひしひしと感じます。

しんどいけど楽しいですね。

 

そうしていろいろ思考をめぐらせていると、ふとこれまでの自分の研究だとどうだったのか考えてみました。

1回生から修士2年に至るまでの自分ってモチーフ(対象)はぴょんぴょこ移動しているけど意外にテーマ(言いたいこと)は一貫しているんじゃないかなって気がしてきました。

 

・こじまの歴代のモチーフたち(ざっくり)

1回生:同性婚事実婚

2回生(共同研究):劇場と文化政策

3回生:留学生

4回生(卒論):文化行政関連の補助金

M1~2:移民

 

2回生の研究のベースになったものを4回生でブラッシュアップして卒論にしたので、ギリギリここだけ繋がっているかもです。いや、それでもこのブレブレ具合は一体……。笑

 

でも、テーマで考えると

1回生:「家族」って何か

2回生・4回生:「文化」って何か

3回生:「留学生」って何か

M1~2:「○○人」って何か

 

なんですよね……怖っ……

これを無意識的にやってる自分が怖っ…

(なんなら今の修士論文の仮タイトルってまんまこれなんですよね……)

 

もうちょっと深堀りしてみるとテーマのさらに上位に位置するコンセプト、ようは自分の根っこにあるのは

<自分の文章を読んだどんな人にも「考えてほしい」>かなって。

 

書かれている文章に興味がない人が読んだときに「読んでみたけど、自分には関係ない」じゃないものを抱いてほしくて。それは自分の文章の"敗北"な気がします。

 

別にわたしの意見を肯定してくれなくていいし、わたしの論文で世界が変わるとも思っていないけれど<考える人>が増えれば少しずつでも何かが起きるかもしれないし、起きてほしいとわたしは思っています。

 

うむ。これは「同性婚事実婚」論文で書いたここがやっぱり、コンセプトの原点ですかね。

 

先行研究においても「家族」というものは画一的に定義できるものではなく、法学的「家族」の範囲をより広義に拡張すべきと主張するものは多く存在している。(中略)ただし、いずれも権利平等の側面から述べられたものが多い。権利平等を掲げることは正論であるが、実態を認識しないままではその政策は対処療法にすぎず、同性愛者や事実婚を選択したものへの偏見はなくならない。また、同性婚事実婚を認めること自体がもたらす社会全体へ還元する利益が示されていない。そのため日本では事態が堂々巡りを繰り返しているのではないだろうか。

 

自分が「関係ない」って思っていることでも、巡り巡って繋がっているんだよ!

=無関心だといって切り捨ててほしくない

=なんでもいいから考えて!考えること自体に<価値>も<意味>もあるんだよ! 

 

これがずっと言いたくて言いたくて仕方ないんだと思います。もはや言いたいことよりもわたしの願望かもです。

 

つくづく、ほんの10ページ程度のこの稚拙な論文がなかったら、こんなこともきっと書いてないし、大学院にもいませんね。笑

 

一応、このブログも誰かが読んだときに「ほーん。そういう考えもあるんか〜」ぐらいは思ってほしくて書いているつもりです。

 

けれども、本当に読んでくれてる人数とか気にしてなくて……やっぱり基本は壁打ちなもんで……

 

更新したときにSNSにアップしているのは「読んでほしい!」よりかは<誰かに読まれる可能性>を自分が忘れたくなくて連携させてます。

 

なので、たまに反応もらえたり、読んでるって言われると「ひょえぇ……ほんまに読んでる人おるわ……」って自分で書いときながらビビってます。笑

 

でも、それはブログの意図としては成功しているのかもですよね。知らんけど。(しかし、真面目にビビってる)

 

さて、この文章を書いているだけでもわたしはまた3時間くらいをドブに捨てています。笑

でも、こうやってどこかに放り出さないと、自分の中での吟味と検証の邪魔になるんですよね……

 

すぐ思考があっちゃこっちゃいくのは、わたしの悪いとこです……

 

じゃあまた、こじまは研究の沼に戻ります。

 

それでは!

 

実家よりも遠い場所

こんにちは。こじまです。

 

10月です。なんてこったです。

 

やらないといけないことは山積みですが、研究室と家とバイト先をぐるぐるしていると、だんだんルーティーン化してきてました。

「あ、こんなん死ぬわ!」となったので、丸一日散歩にでました。

 

雨じゃじゃ降りでしたけど。

 

ちょうど東京に仕事できている学部時代のゼミ仲間かつお茶友のNちゃんからお休みの連絡を前日にもらったので、ルンルンでした。

 

もうびっくりするほどに、めちゃ寒かったですけど。

 

さて、Nちゃんとの約束する前に私がロンドンナショナルミュージアム展のチケットを取ってしまっていたので、お願いして上野周辺でランチとお茶をすることにしました。

 

Nちゃんとの約束がお昼からということもあり、午前中もせっかくなのでどっかにでかけることにしました。

いつぞやにも書いた気がするのですが、東京都内が実家より遠いです。(心理的に)

 

上野周辺で散策しようかなと考えてはみたものの今はウイルスの影響でほいほい思いつきで博物館・美術館に入れないのがちょっとダルいなと。 

 

そこで「上野も両国も近いやろ!」と思いつき、前から行ってみたかった江戸東京博物館に行ってきました。

はい、おなじみの意味不明なフットワークです。

www.edo-tokyo-museum.or.jp

 

まず両国まで行くのに総武線に乗って三鷹から1本で行きたい!」(唐突)と勢いで三鷹で乗り換えます。普段はビュンビュン飛ばしていく駅がのろのろと見れて楽しいです。

古い小汚い感じの駅のホームが最近のありきたりなツヤピカなホームと違って好きです。(褒めてる)

 

そんなこんなで、両国へ到着。

その瞬間にものすごい下町の空気を察するこじま。

「ここは……!大正駅周辺の匂いがする……!!」

相撲繋がり的には難波なんですが、両国は川が近いのとなんか高架付近とか駅の感じが大正とかの環状線の西っかわの雰囲気を察しました。

 

さて、お目当ての江戸東京博物館です。

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「校外学習のときはここに集合するんやろな」なんて、今は風が吹き抜けるスタッフさんしかいない極寒のエントランスに一抹の寂しさを覚えながらもチケットを買います。

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そこからエスカレーターに乗って上へ。

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すごい仕様です。さすが、東京はやることが違いますね。

ちなみに上りはビビりすぎて写真が写真が撮れなかったのでこれは下り。

ナチュラルに左に立てていることを褒めて欲しい。(そして実家に帰るとバグる)

 

まず入ってからの日本橋1/1スケール模型がすごいです。

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日本橋って東京は(にほんばし)って読むんですね。わたしは(にっぽんばし)。

 

そういえば、東京にも京橋って駅があるんですね!

ま、わたしのイントネーションは(きょ↑ぉばし)なんですけどね!

東京ではなんて読むんですか!わかりません!

(未だ「ファミマ」も渋谷の「ヒカリエ」も東京イントネーションを獲得できない関西人より)

 

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これ教科書とか資料集でみたことある〜!とテンションあがりました。

 

浮世絵コーナーも結構気に入りました。

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小学6年生のときの社会科で歴史新聞を作ろうという宿題で「独占!歌川広重先生インタビュー」を作ったのは思い出深いです。

対談方式で書きました。(めちゃ褒めてもらったから覚えてる)

 

企画展も見に行きました。

『大東京の華-都市を彩るモダン文化-』

これは11月23日までやってるみたいです。

 

こういう配色好きです。

やっぱり個人的にはこの時代の出版物の雰囲気好き。

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ぼっちゆえか迷子になり、順路を無視するほどに彷徨いながらも江戸エリアから東京エリアに向かいます。

 

途中で見つけたこのゾーンでは「菊人形おるやん〜!!」とおそらく博物館で1番テンションが上がった瞬間でした。

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けれども(造花)の文字を見て「なんや…スンッ…」となるこじまがそこにはいた。

ひらパーの菊人形展が懐かしいです。

 

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こちらは「毎時20分になると鹿鳴館が作動します」って書いてあるのにも関わらず、ずっとニコライ堂の模型の前でジッと待っていて「時間なのに動かない…」とアホなこじまが終わる直前に気づき、あたふたと撮影した鹿鳴館です。

 

わたしも写真もボケている。

 

ニコライ堂の模型も何が起こるかわからなさすぎて、揺れまくっている2分くらいのおかしな動画もありますがファイル形式の関係でアップできないみたいです。

それはただのニコライ堂が開いた瞬間のわたしのテンションの上がり具合が伝わるだけの動画。

 

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これはよく関東大震災を被害を表すときにでてくる塔。おっきい。


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これは次に住む場所を決めるときの参考にするための資料写真。

勝手に来年も東京にいる気満々です。笑

 

現代に近づいていくなかでは、あんまり写真撮ってませんでした。

初回だからかあんまり響かなかったのかもです。

 

そのなかでも唯一、現代ゾーンで撮ったのがこちら。

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「地元の皮膚科の先生が使っていたMacだ…」という思い出に浸ってました。(知らんがな)

 

こんな感じで初めての江戸東京博物館を満喫していました。

 

江戸東京博物館を大阪のNHKの隣にある大阪歴史博物館をイメージして行ったのですが、全然違いましたね。

大阪歴史博物館は古代からの展示があって、やっぱり権力や経済の中心が西にあった古代・中世・近世の展示が厚い気がします。

江戸東京博物館は江戸が中心地になった付近の時代からの展示だったので、江戸から東京の移り変わりがよくわかりました。

 

そうなると江戸が"江戸"になる前が気になってくるんですが、そこら辺はあんまり展示がなかった気がします。

 

それにしても、街はいくつものレイヤーの重なりでできているのが本当によくわかります。

街をみているのがもっともっと楽しくなります。

 

いや、本当に街の今に至るまでを知っていくと、わたしが上野をスタイリッシュになりきれないアングラ感の強い元町と感じるのも段々と合点がいきます。

ちなみに、わたしのなかで上野〜御徒町は王子公園よりの春日野道です。笑

 

東京はまだまだ知らないことがいっぱいで深いです。

 

はぁ〜!!!散歩、超楽しい!!!

 

行きたい場所がいっぱいあるので、まだまだ探検していこうと思います。

(池袋よく行くわりに巣鴨プリズンもまだ行ったことないし!上野も新宿も渋谷もその他あちこちもっと行きたい!)

 

なんだか世間一般的な上京してからの東京の楽しみ方とは、ちょっと違う気がしますが気にしません!笑

 

それでは!

怒りの武装

こんにちは。こじまです。

 

気がつけばめっきり秋になりました。

体感的にまだ2020年は半年も経っていないですが、今年もあっという間に終わってしまいそうです。

 

ただいま修士論文にむけた作業と並行して思ったよりもガチめの資格勉強とバイトに精を励ましております。 

毎日のように修士論文作業で英語を読むか、法律あるあるの堅苦しい日本語を読むかをしているので気が狂いそうです。笑

そこに「来月からあんまり働けないからいっぱい働いとこ〜」とまたもや軽い気持ちでセール期間にシフトを増やしたばかりに「こんなスケジュール、軽く死ぬやん☆」っていう感じです(こんなん思い描いた9月じゃない……)

 

さてさて、本題です。

最近バイトに関して怒り心頭なことがあり、仲の良いバイト友達に愚痴っていたら「こじまさんが怒るのって意外」と言われました。

自分としてはかなりの頻度でプンスコしているつもりだったので、ちょっと驚きでした。

 

そこで、なんで友達からそう見えたのかなと考えてみました。

 

そうして、ここ近年のこじまは<怒りを自分の原動力に変えていることが多いからあまり外にでなかった>という結論にひとまず落ち着きました。

まぁ、あとは人前での猫の被り方が昔よりうまくなっただけかなって。笑

 

そもそもの怒る頻度はあまり変わっていない気がしていますが、いつからか考え方が結構変わった気がします。

 

それはある日突然、何がきっかけか忘れましたが心に週刊少年ジャンプで連載されていた『BLEACH』を迷言もとい名言を刻んでからかもしれません。

 

まず「は?なんなん??あんた、何様なん???」みたいなお客さんも接客業をしていると遭遇したり、普段の生活のなかでもマウントをとるような発言をされると「いや、それどこから目線???」みたいにキレそうになる(キレている)ことがあるんですがそういうときに心の中の藍染惣右介がいつも宥めてくれます。

 

「あまり強い言葉を遣うなよ。弱く見えるぞ」と。

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出典:『BLEACH』©︎久保帯人集英社

うんうん。確かに<弱い犬ほどよく吠える>と言いますもんね。

これは自戒もこめてなんですけど、強い言葉を遣うと勝った気になるけれども実は全然勝ててないてなことは往々にしてあるわけで、弱い部分を悟られてくないがために言葉が強くなることには気をつけたいものです。

「絶対こっちのほうが正しい」みたいな言葉を使ってくる人は「ま、そういうやつほど小物だわ」と思う自分がいます。

 

ですが、キツいことを言われると強気になるこじまと同時に「ぴえん。わたしってなんてダメ人間……」とションボリするこじまもいるわけで。(めんどくさい)

 

そういうときは心の中の涅マユリが励まして(?)くれます。

「私は完璧を嫌悪する」と。

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出典:『BLEACH』©︎久保帯人集英社

 

自分のことを完璧だと錯覚した瞬間からもう成長することはないということですね。

人は不完全だからこそ、"上"を目指していけるわけです。

「こんな自分やだな」とか「同じ失敗したくないな」と感じる機会があるからこそ、今日より明日はもっと強くなってやろうという気持ちになれます。

 

藍染とマユリのおかげでこじまはコスパのいい原動力をみつけられた気がします。

 

ありがとう、『BLEACH

ありがとう、護廷十三隊

 

あと、これは余談なのですが怒りを原動力にするときに思い出す言葉あります。

 

それは

 

「知ってるか?剣ってのは片手で振るより両手で振った方が強えェんだとよ」by 更木剣八

です。

 

これぞ、ドドドド正論!! (最高)

 

f:id:u_w_wanna-next:20200928234718j:plain出典:『BLEACH』©︎久保帯人集英社

 

やっぱり人間、"正論"で殴るのが1番ですよ!

ぐうの音も出ないほどまでの破壊力が"正論"を実現することにはあります!!

本当に死ぬほどムカつくやつには「そう思うのはあなたが弱いからでは?」「羨ましいと思うなら努力すれば?」といった具合にこうボコボコにしちゃいましょう!!!笑

 

ただ、正論パンチは強すぎるので殴られ慣れてない人に思い切りぶつけたり、連発すると人間関係のバランスをも崩壊させるので気をつけてください。

 

"正論"は諸刃の剣です。

 

現実では"正論"で殴れない場面も、心のなかで唱えるのは全然問題ないのでオススメです。(オススメすな)

それと同時に「いや、でも例えこんなに腹立つやつでも、わたしに出来ないことができる」と尊敬の念を送り、相手をちょっとは尊重することも大切なのでお忘れなく。

 

ムカつくことがあったら<相手が小物>、<完璧じゃないから完璧を目指す>と考え、そうして怒りを上手に装備して、わたしは今よりもっと"上"にいってやるー!という気概をもつと、なぜだかオープンに怒る必要性が減ってきた気がします。

その結果、「怒っているのが意外」と言われたのかもしれません。

 

そして、いつかは言ってみたいですね!

自分は完璧で絶対正しいと思って疑わない人たちに向けて、その人たちが辿り着けないところまでいったさまを見せつけて

 

「百年後まで御機嫌よう」と!笑

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出典:『BLEACH』©︎久保帯人集英社

 

それでは!

私がオタクなのはどう考えてもお前らが悪い!:ゲーム編

こんにちは。こじまです。

 

最近は自分のことを回遊魚と勘違いしているんじゃないかと思うスケジュールで生きています。自業自得です。

 

先日のブログで「自分に影響を与えたエンタメコンテンツっていっぱいあるよね!一回整理してみよ〜」の軽い気持ちで書きました。そして勝手に続編化しています。 

 

今回はゲーム編です。

ですが、ソシャゲは自分のなかで棲み分けがあるので省きました。

 

ゲームもおそらく同世代からみてもだいぶプレイした本数が多い気がするので、時代をどこに設定しようか迷ってしまいました。

いろいろ考えましたが、これまでプレイしたなかでスッと思い出すことができるくらいに印象深い作品であり、あまり「やったことある!」という人に出会えず語れない作品を列挙しています。

 

というか、そもそもわたしがゲーム大好き人間だと思われてないことが多いので語る相手がいなんですよね……寂しい……

 

一体、なぜなのでしょうか……

こんなにもオタクをオープンにしているのに……

こじま、もっといっぱい語りたい……

 

さてさて、ゲームは実写映画と比べると中高生時代までにプレイしたものも印象深い気がします。

なんでですかね。その年齢に響くものをうまく選んできたんですかね。(知らんけど)

そもそも、映画もそうなんですが記憶があるときからゲームしてない年がないので、どうなんだって気もしますが。

 

わたしの幼少期の記憶はおよそ3歳から覚えているのですが、たぶんその頃からゲームしています。少なくとも4歳になるころにはゲームしてます。

 

念のためにこじま母に確認してみたら「覚えてない。なんか気づいたらゲームしてた」との返答が。(ちなみにこじま父はゲーム全然しない)

 

ま、こんなテキトーな回答がくるのはわかってました!笑

 

もうちょっとわたしがゲームし始めた時期のことを問い詰めると

ドラクエをはじめからしたいって言われたときに『字ィ読めるんや』ってびっくりしたのと、『上書きしてもいいし、新しい冒険の書作ってもいい』って言ったのは覚えてる」

 

たぶんいろいろと「は?」と思う人が大半だと思うのですが、わたしにとってはこれが"普通"すぎてもはや、わけわかめですね。

受験期に堂々とゲームしてても何も言わない、それがこじま家。

 

けれども、なんでも欲しいといえば買ってくれるわけではなく、誕生日とクリスマスにそれぞれ1本しか買ってもらえませんでした。これは本体もソフトも然り。

基本ゲームはこじま親の「お前の資金運用努力次第」という方針のもとでおこづかい*1とお年玉でやりくりしました。

まぁ、バイトするようになってからどうなったかは言わずもがなですね!

 

前置きが長くなりましたが、厳選したラインナップはこんな感じです。

一応、記憶を頼りにプレイした年が古い順に並べています。

 

 

ドラゴンクエストⅤ:天空の花嫁

ハード:スーパー ファミコン

アルティメット ヒッツ ドラゴンクエストV 天空の花嫁

アルティメット ヒッツ ドラゴンクエストV 天空の花嫁

  • 発売日: 2010/03/04
  • メディア: Video Game
 

 (さすがにスーファミ時代の商品画像はなかった)

・人生で初めてプレイしたゲーム

・しかし、それはこじま母によって完全クリアされたセーブデータで遊んでいただけ

・時々はじめからしては奴隷編に行き着くまでに心が死んでいた

・お前、勇者ちゃうんか……

・こじまはビアンカ

ベビーパンサー/キラーパンサーが唯一の癒し

 

ドラゴンクエストⅥ:幻の大地』 

ハード:スーパー ファミコン

アルティメットヒッツ ドラゴンクエストVI 幻の大地

アルティメットヒッツ ドラゴンクエストVI 幻の大地

  • 発売日: 2011/02/03
  • メディア: Video Game
 

 (これもスーファミ時代の画像なかった)

・これも基本的にはこじま母によって完全クリアされたデータを遊んでいただけ

・空飛ぶベッドと上の世界と下の世界っていう印象がほとんど

・バーバラが辛い

・テリーとチャモロとミレーユがお気に入り

スライムナイトとレッサーデーモンがやたらお気に入りでなんかずっとパーティーにいれてた

 

そもそも、どう考えてもこの完全クリアされたドラクエ2本と『スーパーマリオワールド』が家になければこんなにもゲーム好き人間にはならなかったと思います。笑

(というかこじま母、職場で管理職やりながらどこにそんな暇あったのか……怖い)

 

ポケモンスタジアム』シリーズ

ハード:64

ポケモンスタジアム(64GBパック付き)

ポケモンスタジアム(64GBパック付き)

  • 発売日: 1998/08/01
  • メディア: Video Game
 

・1、2、金銀をやり倒した

・テレビを使うためにめちゃくちゃ早起きしてた(こじま家のテレビはきっと永遠に1台)

・趣味のために時間を捻出する術を学ぶ

・特にポケモンスタジアム金銀では緑とか金で育てたポケモンが使えて楽しかった

・一緒に対戦する友達がいなかったので1人でコンピューターと戦ってた

 

 

星のカービィ64

ハード:64

星のカービィ64

星のカービィ64

  • 発売日: 2000/03/24
  • メディア: Video Game
 

・人生で初めておこづかいを貯めて買ったゲーム

・毎月500円のおこづかいを使わなかった当時の自分を褒めたい

・セリフがあるわけじゃないんだけど、ストーリーがすごく伝わってくる

・こじま母に何気なく「やってみなよ!」と勧めたところ、あっという間にクリアしていくのをみてショックを受けた

 

ドラゴンクエストⅧ:空と海と大地と呪われし姫君

ハード:PS2

ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君

ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君

  • 発売日: 2004/11/27
  • メディア: Video Game
 

 ・ぬるぬる動くドラクエに感動

・人を弔うことって大事なんだなと思った

・七賢者の末裔たちの末路が辛すぎる(特にリブルアーチの末裔はしんどい)

3DS移植版ももちろんプレイした。要領が分かっているのでサクサク進めると「進めるの早すぎる」とゲームに怒られた(写真参照)

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ときめきメモリアル Girls Side』シリーズ

ハード:DS 

ときめきメモリアル Girl's Side 1st Love

ときめきメモリアル Girl's Side 1st Love

  • 発売日: 2007/03/15
  • メディア: Video Game
 

 ・シリーズ総じて恋愛シュミレーションゲームっていうより、もはや対人関係シュミレーションゲーム

・パラメータが低いと容赦なくみんな冷たいので、現実でも勉強でも遊びでもなんでも頑張ろうと心に誓う

・その一方でパラメーターがあがると掌を返したように優しくなる(これは男性主人公版も同じ)

・例外はあれど主人公もキャラも服がダサい。「お前…追い剥ぎにでもあったんか…」「えっ…なにその英字…?」「い、色っ…」とツッコミがもはや追いつかないレベル。しかし、そこが一周回っておもしろい

ときメモ(男性主人公)のほうの女の子たちはみんな私服可愛かったのにどうしてこうなった?という気持ちがすごかった

・個人的に誰ともくっつかないパターンのEDも好き

 

ペルソナ3

ハード:PSP

ペルソナ3ポータブル - PSP

ペルソナ3ポータブル - PSP

  • 発売日: 2009/11/01
  • メディア: Video Game
 

 ・わたしのペルソナデビュー作

・デビチル(真・女神転生デビルチルドレン)を作ってる会社と同じだったことを後から知り、「そりゃ好きになるよね〜」と思った

・けれども、きれいな絵柄に引き込まれて気軽に手を出していい作品じゃなかった

・神話とか伝承に詳しくなれそう

・女性主人公でプレイしたときは荒垣先輩と望月くんとのコミュ上げを必死になった(男性主人公だとコミュがない)

・アトラス制作作品は良いぞ

 

CLANNAD

ハード:PSP(PSP版の画像なかった)

CLANNAD - Switch

CLANNAD - Switch

  • 発売日: 2019/07/04
  • メディア: Video Game
 

・初めてのkey作品

・周回プレイしてなんぼの作品

・ むしろ周回しないと物語の真相にたどり着けない

・まぁ、泣きますよね

・好きなのは風子ルートとことみちゃんルート(もしかしたら意外と少数派かな)

・みんな幸せになってほしい

・なんだかんだで1番好きなキャラクターは春原かもしれない。笑

 

STEINS;GATE

ハード:PSPPS4(私がプレイしたのは)

STEINS;GATE

STEINS;GATE

  • 発売日: 2010/08/26
  • メディア: DVD-ROM
 

・科学ADVシリーズ*2で1番の人気作だと思われる(移植回数や外伝の多さがダントツ)

・前半は何が起こっているのかわからないまま進んでいき、中盤以降の伏線が最高に楽しい作品

・ 「失敗した」と「ゲルまゆしぃ」はトラウマ

・基本的に科学ADVシリーズはギャルゲーの皮をかぶった何か

ニトロプラスは怖いね。でもそこが好き!

 

『青春はじめました!』

ハード:PSP 

青春はじめました! (通常版) - PSP

青春はじめました! (通常版) - PSP

  • 発売日: 2013/10/31
  • メディア: Video Game
 

 ・男性主人公と女性主人公を1本で遊べる画期的ゲーム(ようはギャルゲーも乙女ゲームもどっちも楽しめる)

・人生で今のところ唯一、通常版をプレイ後に速攻で限定版を買いに走った作品

・ただバグが多かったのとキャラクター性がはっきりしたW主人公だったので話題にならなかったが、一ファンとして口惜しい

・おそらく発売当時はこうした恋愛系ゲームで自我が確立した主人公(プレイヤーの分身)は革新的すぎた

 

ダンガンロンパ』シリーズ

ハード:PSP

ダンガンロンパ1・2 Reload - PSVita

ダンガンロンパ1・2 Reload - PSVita

  • 発売日: 2013/10/10
  • メディア: Video Game
 

 ・偶然、体験版をプレイして「これは絶対おもしろい!」と思った作品

・ミステリー好きにはたまらないのでオススメ

・ポップでキュートな残酷推理ゲーム("おしおき"とか特に)

・『バトルロワイヤル』と『そして誰もいなくなった』を足したイメージ

・もう一回記憶を消してプレイしたいゲーム

・1も2もV3も先が気になって徹夜しがちだった

・わたしは2が好き

・アニメを観る前にいいから黙ってゲームをプレイしろ

 

『HOSPITAL.6人の医師』

ハード:Wii

HOSPITAL. 6人の医師(特典なし) - Wii

HOSPITAL. 6人の医師(特典なし) - Wii

  • 発売日: 2010/06/17
  • メディア: Video Game
 

 ・古本市場で見たPVをきっかけに買った(こじまはアトラスの奴隷。笑)

・いろんな分野の医師6人の目線でプレイするゲーム

・「診断」と「検視」のパートは「お医者さんってすごいな…」と感嘆した

・「内視鏡」パートはすぐ食道にぶつかって減点をくらってた

・アトラス制作作品は良いぞ(2回目)

 

『テイルズ オブ エクシリア』

 ハード:PS3

テイルズ オブ エクシリア (特典なし) - PS3

テイルズ オブ エクシリア (特典なし) - PS3

  • 発売日: 2011/09/08
  • メディア: Video Game
 

・『テイルズオブ』シリーズをいくつかプレイしたなかでダントツに好き(次点でヴェスペリアとアビスかな)

・ストーリーもアクションも全部いい

・<持っていること>が当たり前の世界だと <持っていないこと>なんて考えないよね

選民思想の行き着く先だと思った

・もう好きすぎるのでOP動画も貼っておく


PS3 テイルズ オブ エクシリア OP

 

 『あやかしごはん』

ハード:PC

あやかしごはん 初回限定版

あやかしごはん 初回限定版

  • 発売日: 2014/08/29
  • メディア: DVD-ROM
 

 ・これも周回して意味がわかる系の乙女ゲーム

・ごはんがおいしそう

・個別ルートの終わりがハッピーエンドなのに毎回不穏な空気だしてくる

・CV:石田彰は期待を裏切らない

 ・このゲーム作ってた会社が解散したのがすごく悲しい(『starry☆sky』シリーズをはじめいっぱいプレイした)

 

 『十三機兵防衛圏』

ハード:PS4 

十三機兵防衛圏 - PS4

十三機兵防衛圏 - PS4

  • 発売日: 2019/11/28
  • メディア: Video Game
 

 ・前にもブログでちょろっと書いたゲーム(せっかくだから最近プレイした中での傑作もオススメしないとと思った次第)

タワーディフェンスパートとストーリーパートが分かれている

・舞台となる時代が1985年を中心に1945年、2025年、2065年と40年刻みであっちこっちの時代でストーリーが展開するのにきれいにまとまる

・終盤に「嘘やん!マジかー!!」といい意味で騙された感覚が最高だった

・『パシフィック・リム』が好きな人はきっと好き

PS4持っている人、これからPS5買おうとしている人でプレイしたことがない方にぜひやってほしい

・ごはんがおいしそう

・アトラス制作作品は良いぞ(3回目)

youtu.be

 

長々と書いてきましたが、本当にこれでもだいぶ絞りに絞りました。笑

泣く泣く省いた作品も多すぎてゲームは語り尽くせないですね。

 

これからもゲームは楽しくやっていきたいと思います。

それでは!

 

*1:月々小学生時500円、中学生時1000円、高校生時2000円

*2:科学アドベンチャーシリーズは、2008年に発売された「CHAOS;HEAD」から始まり、2009年「STEINS;GATE」、2012年「ROBOTICS;NOTES」、2014年「CHAOS;CHILD」、2017年「OCCULTIC;NINE」と続くアドベンチャーゲームです。(引用元:ニトロプラス「科学アドベンチャーシリーズとは」

光あるうちに光の中を歩め

こんにちは。こじまです。

 

バイトする・作業する・家事する・寝るの日常サイクルの中、ぽちぽちと自分をオタクにした作品を並べ立てる自己満足記事を書いています。

そんななかで思うのは、自分が主に育った場所はそうした"文化"にお金をかけることに意義を見出す環境だったということを身に染みて感じています。

だから自分にとって生活に必要なお金以外を"文化"に流し込むことに全く抵抗がありませんでした。けれどもそれって結局、明日のお米を買うお金があるからなんですよね。

そういう環境じゃなかったら、また違ったことを考えていただろうなと思いました。

 

「結局、芸術は嗜好品だからね」

 

これは実家にいるときに公演中止になった演劇などにお金が拠出されないことをニュースを見ながら、わたしがぼやいていた時にこじま父にさらっと言われた言葉です。

自分は嗜好品という非日常ためにお金を注ぎ込むことを是とする環境に育ったけれども、何を良しとするかはその人の背景によってそりゃ違うよなと思いました。

 

あんまり主語を大きくすることは好まないのですが、これを読んでいる人の考えるものを当てはめて欲しいのと、自分のなかでの変数として扱いたいので、先述の芸術の部分をここからは便宜上"文化"と書きますね。

 

いや確かに<"文化"は嗜好品>っていうのは、それはそうなんですけどね。

"文化"を味わっても、お腹はいっぱいにならないし手元に何が残るかって言われても「人によって違う」としか言えないです。

明日の生活費の心配をしないでいいときに味わうものなのはよくわかっています。

実際にわたしもバイト代に余裕があるときしか投資できないです。

そうした側面もわかっているつもりなので、"文化"にお金を優先しないという考えを否定しないし、そうした考えに至るまでの背景に良いも悪いもないと思っています。(あくまでもわかっているつもり)

 

けれども、わたしには都合のいいときに「COOL JAPAN」とか「アート思考」だとかで"文化"を持て囃しておきながら、社会保障が足りないとか感染防止だとかで掌返しのように冷遇されることが釈然としません。

 

なぜなのでしょうか。

うんうんと唸ってみると「"文化"は嗜好品なんだから優先するな」という真実を押し付けられている気分になるからなんじゃないかという着地点にひとまず落ち着きました。

 

たしかに<"文化"が嗜好品であること>は唯一無二の事実として覆らないと思います。

けれども<"文化"が嗜好品であること>という唯一無二の事実から人が考えて、感じたものは真実として人の数だけ存在いています。そして、それが当然だと思います。

 

わたしは<"文化"が嗜好品であること>には同意します。

"文化"が嗜好品か否かや、生活必需品かどうかということよりも嗜好品をたしなむことができない空気感やそうした余裕を作ることのできない社会の仕組みの方がわたしとしては議論したり考えていくほうがいいなって気がします。

これらは傷口というよりは病原菌であって、つまりは問題の根源的な部分なので、目に見える形として一朝一夕で解決しないのが難しいところですよね。

その解決には他者に寛容になることだったり、共通の問題意識を持って目的に向かって足並みを揃えることが求められます。

 

そうしたなかで、<足並みを揃えること>がいつのまにか<真実を押し付けること>になっているのにもわたしは腹が立つんだと思います。

   

<足並みを揃えること>と<真実を押し付けること>は似て非なることではないのでしょうか。「じゃあ、どこが違うんだ」と言われると難しいんですけどね。

例えるなら、<足並みを揃えること>はムカデ競争だけれども、<真実を押し付けること>は二人三脚みたいな。笑

やってることはそれぞれの足首を繋いで早くゴールを目指す競技であってやってる内容ほぼ一緒ですなのですが、

 

<足並みをそろえること>=ムカデ競争:足を繋いでる人がみんな同じ歩調になるように、各々が調整しあわないと前にも後ろにも進めない

<真実を押し付けること>=二人三脚:どちらか片方が早く走ればもう片方は地面を引きずられたとしても進む

 

といったような微妙な違いみたいな。(はたして伝わるのか)

 

真実を押し付けられるとかなり苦痛に感じることもあるので、できればもっと違う形で自身の真実を他人に伝えていって欲しいなって思います。まぁ、これは自戒もこめて。

 

それこそ<"文化"を享受することで、自分の視野が変わる>ことは事実だけれども、それがプラスとして捉えるのか、マイナスとして捉えるのかはわたし自身ですらその時々ですから。

視野が広がることは可能性も拡げてくれるけれども、知らなくていいこと・考えなくていいことに出会って苦しむことともある意味同義じゃないですかね。

傷つきたくないから見ない・聞かない・知らないの選択肢をとることは何一つ間違っていないです。

ただ、骨が折れて強くなっていくように「もっと強く」「もっと上手く」「もっと先へ」を願うなら傷つくことは避けられないんじゃないんですかね。それも何を"幸せ"とするかの定義によって違うので、これ以上は延々続く議論をするのは一旦やめましょう。(これは終わらん)

 

くどくど書いてきましたが、1人で悶々したのでこうして壁打ちに書いてるわけあります。

ようは、こじまは事実と真実をごっちゃにして話されるのが嫌いなんですね。きっと。笑

 

それでは!

私がオタクなのはどう考えてもお前らが悪い!:実写映画編

こんにちは。こじまです。

 

昨日、アニメが自己形成の一端をになっているということをツラツラ書きました。

ですが、書きながら「いや、待てよ。もっといろいろそういった作品があるだろう」と思い始めてしまいました。

すると自分の頭の中の引き出しから作品をひっぱり出すのがやめられなくなりました。

かなりの数が思い起こされたので、せっかくなので細分化して書いていこうと思います。(そんな暇ないはずじゃ…)

 

ということで、まずは実写映画です。

サクサク書いていこうと思うので箇条書きスタイルでいきます。

詳細が気になった方がもしいれば観て欲しいです。以上。笑

 

映画作品に印象的なものは多いのですが、自分の今の人格形成に関わるところに焦点を置いて2006年の小学校卒業までに観ていた作品に絞っています。(映画は多すぎる)

本当に頑張って絞りました。書ききれないです…

 

 

 

『ダイハード』シリーズ 

ダイ・ハード (字幕版)

ダイ・ハード (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 ・1~5まで全部観た

・こじまは1~4が好き。特に3(Simon saysのゲームっておもしろいよね)

・クリスマスっていったらこの映画か『ホームアローン』シリーズ(偏り)

・1はなんというか勢いのある『ポセイドン・アドベンチャー』+『タワーリング・インフェルノ

アメリカでの当時の日本人のイメージを知る

・2でアメリカは広いことを知る

・3で黒人差別のこと、ニューヨークの通りに大統領の名前がついていること、地下鉄のことを知る

・どう考えてもこじま両親の趣味

 

シックス・センス』 

シックス・センス (字幕版)

シックス・センス (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 ・初見を夜中に観るんじゃなかった映画No.1

・けど結末を知っても繰り返しみたくなる中毒性

・これはホラー映画の皮を被った何か

・キーワード:赤

ブルース・ウィルスに髪が生えているので当初『ダイ・ハード』のジョン・マクレーンと同一人物と認識できていなかった

・どう考えてもこじま両親の趣味

 

ネバーエンディング・ストーリー』1・2

・こじまのなかで『オズの魔法使い』と並ぶ元祖ファンタジー映画

 ・一度聞いたら忘れない主題歌

・なぜか同世代で知っている人少ない。寂しい

・「幼心の君」と訳したセンスに大きくなってから感動する

・「物語の力」の偉大さを教えてくれた

・どう考えてもこじま両親の(ry

 

オズの魔法使い

オズの魔法使い(字幕版)

オズの魔法使い(字幕版)

  • メディア: Prime Video
 

・元祖ファンタジー映画

 ・DVDで観た時は知らなかったけど1939年に製作された作品でビビった。「そら、戦争できるだけの技術力あるわ」と思った

・これを知っているといろんな映画のオマージュに使われていることに気がつける。黄色いレンガの道とかいろいろと数えきれない

カンザスが田舎だなんて知りもしなかった

・どう考えてもこじま両(ry

 

 『スターウォーズ』シリーズ 

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (吹替版)

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (吹替版)

  • 発売日: 2015/06/01
  • メディア: Prime Video
 

・エピソード4→5→6→1→2→3という公開順の画期的さ

・こじまは6が好き。イウォークが動かない友達をゆするシーンはいつも泣く

・あとC3PO好き。C3PO型マウスが家にあった

・「助けてオビ=ワン・ケノービ。あなただけが頼りです」

・7とか8とか9とかは知らん 

・これはこじま父の趣味

 

『バック・トゥー・ザ・フューチャー』シリーズ

バック・トゥ・ザ・フューチャー (吹替版)

バック・トゥ・ザ・フューチャー (吹替版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 ・わたしのなかに最初に「アメリカ」のイメージを植え付けた

・1の市長のくだりが好き。あと深海のお魚パーティー

・あと2と3でのクリント・イーストウッドいじり

・1~3のどれもダレない(『ターミネーター』シリーズとかは見習って欲しかった)

・好きだからこそユニバからこのアトラクションがなくなったのが許せない。笑

 

インディ・ジョーンズ』シリーズ

 ・これもシリーズ作品どれもおもしろい

・3のリヴァー・フェニックスかっこいい

・そして若くして売れると薬中とかで夭折しがちと知る

・パパインディがコミカルで好きというたびに両親が毎度のように「ジェームズ・ボンドのイメージがやっぱり1番強い」と言う(いや、わかるけど笑)

・言わずもがかこじま両(ry

 

 『サイコ』

サイコ (字幕版)

サイコ (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 ・初めてのモノクロ映画。余計に怖かった

・モーテルになんて絶対泊まりたくなくなった

ヒッチコックの凄さを知る

・この後『鳥』を観てまたビビる

・これもどう考えてもこじま両親(ry

 

『知りすぎていた男』 

知りすぎていた男 (字幕版)

知りすぎていた男 (字幕版)

  • 発売日: 2014/02/01
  • メディア: Prime Video
 

 ・珍しく救いのあるヒッチコック作品(こじま比)

・人生はケ・セラ・セラだよね。うん

・これを観ると映画『交渉人:真下正義』がもっとおもしろくなる

ジェームズ・スチュワートがかっこいい

・どう考えてもこじm(ry

 

麗しのサブリナ

麗しのサブリナ (字幕版)

麗しのサブリナ (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

・『ティファニーで朝食を』『マイ・フェア・レディ』『ローマの休日』のオードリー・ヘップバーンも好きだけど、この作品が1番親近感湧くキャラクター

・ジバンシイが似合う大人になりたいと思った。待ってろ、ジバンシイ

・帽子のシーン好き

・これはこじま母の趣味

 

プライベート・ライアン

プライベート・ライアン (字幕版)

プライベート・ライアン (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

・こじまのなかの元祖戦争映画

 ・これはこじま父の趣味

・こじま父がノルマンディーの海岸で「こんな砂固いなら、そら上陸できるわ!」と嬉々として砂を踏んでいた姿が忘れられない

・小さかった当時のこじまには手作りの凧が強風で木っ端微塵になった北海の海岸と全く区別がつかなかった(今はそのことが悔しい)

・この後に『大脱走』とか『JSA』とか戦争を題材にした観始める(どう考えても父親にハメられた気しかしない)

 

『ターミナル』

ターミナル (字幕版)

ターミナル (字幕版)

  • 発売日: 2014/07/01
  • メディア: Prime Video
 

 ・今でも時々こじま家のなかで引き合いに出される「クラコージア」(カタカナこれであってるのかな?グラコウジア?)

・空港にしょっちゅう行っていた時期が近かったので印象的

・国という概念の難しさを知る

・これはわたしの趣味(得意げ)

 

『生きる』

生きる

生きる

  • 発売日: 2015/04/22
  • メディア: Prime Video
 

 ・こじまの中での黒澤映画はこれ

・縦割りの行政ってこの時代からあんまり変わってないんだなって思う

・ブランコはもちろんだけど、最後の公園のシーンが好き

志村喬がすごい

・どう考えても(ry

 

『たんぽぽ』

タンポポ<Blu-ray>

タンポポ<Blu-ray>

  • 発売日: 2011/11/25
  • メディア: Blu-ray
 

・こじまの中での元祖群像劇

・印象に残っているのは「舌鮃のムニエルとハイネケン」 と「スパゲッティー」と「餅」

・これを観て「舌鮃のムニエルとハイネケン」のような人間にはならないと強く心に誓った

・これはこじま父の趣味

 

Shall we ダンス?

Shall we ダンス?

Shall we ダンス?

  • 発売日: 2014/09/12
  • メディア: Prime Video
 

 ・『たんぽぽ』に並ぶほど繰り返し観た(観させられたともいう。笑)

・出演している役者さんがすごい

竹中直人が気持ち悪い。今でも家のなかで「気持ち悪い人」って言われてる(褒めてる) 

両親の"聖地巡礼"趣味の影響で、この映画で言及されていたブラックプールタワーの近くに行った時に「普通の街」だったことを覚えている

・これはこじま母の趣味

 

『交渉人:真下正義

交渉人 真下正義

交渉人 真下正義

  • 発売日: 2014/06/18
  • メディア: Prime Video
 

 ・『踊る大捜査線』シリーズでオマージュがわかることの楽しさを知る

・線引き屋さんの存在を初めて知った

・東京に来てから地下鉄に乗ると「これが例の……」と1人でソワっとする(楽しい)

ボレロ聴きたくなる

 

以上、厳選に厳選を重ねた小学生までに観た15作品をピックアップしました。

なんだか洋画が多いですね。不思議です。

それにしても、この作業楽しいですね!

 

ここに本当は特撮映画もいれようかと思ったんですが、多すぎると思ったので分けようかなって思っています。(映画の残りは特撮とアニメかなと考えています)

 

それにしても、映画に関しては親の影響受けすぎでは……?笑

 

あとは影響を受けた作品としてのカテゴリー分けの大分類は小説・ゲーム・アニメってところですかね。また折をみて書きたいです。

 

それでは!

 

 

にんげんってふかいな

こんにちは。こじまです。

 

久しぶりにバイトも締め切りも何もない日です。

いや、本当はやることあるんですけどね!たまにはそういう日も大事ですよね……!(言い訳)

 

先日、内々定先からの課題の資料としてWebテストを受けたときの性格診断(?)の結果が送られてきました。

こういうのって回答が一貫しているかどうかもわかるみたいで本当にすごいですよね、統計学って。

 

そこに「関心領域」という項目があるのですが、ここの自分の回答結果からでた自分の傾向に思わず笑ってしまいました。

 

簡単に説明するとどういったものに興味関心があるのかを

「人間」:人の行動の動機や背景を分析する

「具体的事象」:現実に沿って考える・常識的

「美的価値」:美的感覚がある・芸術が楽しめる

「データ」:現実やデータにそって考える

の4つに分類し、それぞれ10段階評価で書かれているものです。

 

そこでのわたしの結果が

人間>>>美的価値>データ>>具体的事象という結果に。

しかも、この「人間」が10段階中の10でした。笑

 

大学1回生のときに「人間が好きです」って自己紹介したらしく先生に無駄にインパクトを残したことを言われたのを思い出します。

ですが、わたしはそんな自己紹介をしたことを自体を一切覚えていませんでした。笑

 

そもそもこの性格診断も自分が自分をどう認識しているかが反映されるらしいのですが、本当に自覚がなかったです。そういう自覚してない自分が目に見えるのはおもしろいですね。

 

さて、この「人間」の項目が高かった理由ですが確かに思い当たる節はあります。

東京にくるまでは喫茶店で働いていたり、今も販売のバイトなのでお客さんの様子とかでいろいろ分析してることが多々ある気がします。

今もよく服装・話し方・内容から「このお客さん、買ってくれそう」とか「このブランド好きそう」とかを考えながら仕事をしています。そして、自分の予想が当たったり、推して売れると嬉しい。笑

 

そういう分析するようになったきっかけを振り返ってみると師匠(親)に教わった

「見た目は大事。できる詐欺師ほど、いかにも『私は詐欺師です』っていう格好はしてない」

「人に振り回されたくなかったら、他人が何を考えてるかを想像して自分が他人を動かせるようになればいい」

あたりを組み合わせた結果かな〜って思いました。

(うちの親、子供に何教えとんねん)

 

あとはアニメからの影響しか思い当たりません。笑

特に上記のことを教えられたのと同時期くらいの2007年と2008年くらいにあった『ef-a tale of memories.』と『ef - a tale of melodies.』っていうアニメの影響は大きいんじゃないかと思っています。(未だかつてこのアニメを知っている知り合いに出くわしたことないのですが、このブログを読んでいるなかに知っている方はいらっしゃいませんか!?!?)

 

当時、家に1台しかないデスクトップパソコンでまだ生まれて日の浅いニコニコ動画YouTubeを見漁っていたときに、このアニメのOPの手書きパロディがアップされていたのがきっかけで知った作品です。

わたしにとっての深夜アニメ沼黎明期の作品の一つでもあります。あとこの頃にkey作品にもハマりました。

 

ちなみに、こじま家には2010年までハードディスク録画機器がなかったので、この頃の深夜アニメは毎週ビデオ録画との戦いでした。(深夜アニメは野球中継が多いチャンネルだったので、試合が延長されると録画失敗しがちだった)

 

さて『ef』シリーズをスーパー端的に説明すると震災によって生活が一変したこと、『生きてる』ってなんだ?『家族』ってなんだ?『友達』ってなんだ?『恋人』ってなんだ?みたいな話が群像劇方式で描かれています。

 

この作品にハマって「人は合理的に生きれないってこういうことなんだな」とか「過去は変えられるって簡単に言っちゃいけないな」とか「人と向き合うって覚悟いるんだな」とかいろんなことを考えました。

 

そして「人間ってなんて複雑怪奇なんだ!!」と。

 

こうして振り返ってみると、こんな結論に至る自分はだいぶやばいやつな気がします。笑

 

こじまはこの作品を思い出すたびにネットでの作品の評価は概ね高いのに、いつも同志に巡り合えないのかを嘆いています。なぜなのでしょうか……

 

答え:ストーリーも登場人物の感情も超弩級に重いから

 

キャラクターたちの背景がめちゃくちゃに重い。もう「人間しんどい…」レベルです。感情も人間関係もぐちゃぐちゃのドロドロです。

 

そしてそれを堂々とリビングで観るっていう所業をするこじま。

仕方ない。こじま家にはテレビも1台しかないのだから。笑

(こじま家、ハイパー自由!)

 

知らなかった方は、興味があればぜひ元気な時に観てください。

元気がないときに観るともっと元気がなくなります。気をつけてくださいね!

 

それでは!

 

 

 

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