こじまのかべ打ち

こじまが話したいことを書き書きしてます。

川の流れのように

こんにちは。こじまです。

 

毎度のごとくまた月が変わっています。

今の家に住みはじめてもうすぐ1年が経ちそうなわけですが、あんまり実感もないです。

からっぽだった部屋が今ではモノにあふれています。(主に服)

突然思いたって断捨離してみましたが、いっこうに減った感じがしないのはおかしい気がします。笑

 

さて、今日はそんな仕事というかキャリアの話をしようかなと思います。

でも、そんなイキったことを書く気も熱量もさらさらないですが。

これは上司に「こじまは『川下りのキャリア』だよね」と言われたことを思い出してるだけの話です。

 

それにしても仕事漬けの日々を送っているこじまですが会社員になってからはまだ1年が経っていないという衝撃(?)の事実です。

ぺーぺーなのであまり仕事も断れないので、若干溺れかけていますがそこは回遊魚の性でしょうか、雑用もいかに効率よくできるかを考えるなどで乗り切っています。

 

各所方面にbotのように「仕事が楽しい!!!」と騒いでいるこじまですが、正直"やりたいこと"なんてないです。

 

本当に1mmもない。

しいてわたしの能動的な"やりたいこと"をいうなら"楽しいこと"くらいです。

なんて抽象的なのでしょうか。

 

これはこのブログでも散々書いてるわたしのモットーの"人生はアイドル"の一側面の「他人から求められることをやりたいことに」「やりたいことを求められることに」をある意味、実践しているだけにすぎないのですが、会社員になってから、この思考は『川下りのキャリア』という名前もあることを知りました。

 

先輩の異動が決まったとき、意気消沈するこじまに上司がわたしと先輩のスタイルの違うことを急に話だしたときのことは、泣いていたからかもしれないけど、視界が急に眩しくて、衝撃的で唐突でたぶんずっと忘れない。

 

しょげしょげするわたしに上司が急に

 

「目指すべき目標に向かって突き進む『山登りのキャリア』じゃなくて、これをやってほしいというのに120%で応えるのがこじまのスタイルだよね。消極的じゃない『川下りのキャリア』だね」

 

「こんなこと言ったら、このご時世セクハラだって言われちゃうかもだけど、その仕事スタイルのほうが長く仕事ができると思うよ。特に女の人は」

 

「こじま、適応能力高いって言われない?そのまま、しなやかにいきなよ」

 

なんて言ってきて、わたしはさっきまでのしょげしょげはどこえやらで食いつきました。

 

こじま「なんか適応能力高いねって、い、言われたことありますーーー!!!」

 

さらには「上司さん、エスパーか何かなんですか」(ガチトーン)と返してしまいました。笑

 

やりたいことがはっきりしてなくても、やってほしいって期待されたことにちゃんと応えてこれたんだと自信が持てました。

 

いつかくる自分の異動も何を私にしてほしいか、何を期待しているのか考えるのが楽しくなりました。

 

なにより"やりたいこと"がはっきり決まっていない流れに身を任せるような生き方も、ちゃんと他人に肯定された気がしてすごく嬉しかったです。

だからこそ、わたしも他人の生き方を肯定していきたいです。

 

そのとき、そのときを一生懸命考えて、その場でベスト(ベター)と思った生き方ならオールオッケーなんだとわたしは思います。

 

これは完全に余談ですが、なんで"学生"の次は"社会人"って呼ぶのでしょうか。

 

わたしは"学生"の肩書きの次の自分の肩書きをできるだけ"会社員"と表現しています。

他人との会話のなかでは"社会人"を使いますが、実はこの表現があんまり好きじゃないです。

 

だって社会と繋がってない人間なんていないじゃないですか!!

そんでもって"ちゃんとした社会人"みたいな表現も好きじゃないです。

(なんやねん、"ちゃんとした社会人"て。そんなん言うたら生きてる人はみんな、"ちゃんとした社会人"やっとるわ)

 

だから、私の友人が"正社員"じゃない生き方を選ぶことにしたとき「大変だね」とか言ったやつぶん殴ったろか!!笑(こんなんだから根がヤンキーといわれるんだよ)

<"正社員"じゃないと手に入らないもの>も確かにあるけれど、それと同じくらい<"正社員"じゃ手に入らないもの>もこの世の中にはたくさんあるんだよ!!!!

 

なんか最後は個人的な恨みのような愚痴のようなものになりましたが、明日も明後日もこじまはこじまなりに

一生懸命考えて、しなやかに生きていこうと思います。

 

それでは!

寝ても覚めても

こんにちは。こじまです。

 

2021年が気がついたら2022年になっていました。

なぜなのか…

 

すでに2022年に入ってしまいましたが、駆け抜けてきた2021年をちょっとは偲ぼうと思います。

 

思い返してみると2021年は基本やりたい放題やってました。(ただし、今に始まったことではない)

 

1月…修論狂騒曲(最終楽章)

本当に書けなくて、1ヶ月で5万字を錬成するという狂乱っぷり(安定)を発揮しました。

課金して中2日で印刷所にデータを納品しました。そして、提出最終日は健康診断と被ってしまったため、郵送で修論を叩きつけました。

本当に大学院のみなさま、本当にありがとうございました…

 

2月…茶髪デビュー

会社員になるというにも関わらず髪を茶髪にしました。タイミングがおかしい。

髪色が気に入ったので、最近もずっと染めてます。色はいつも美容師さんの気まぐれです。(こじまは美容師さんのおもちゃ!)

ここからが、こじまの会社員デビューの幕開けです。ビジュアルがすごく変わり出します。

なんなら秋にピアス開けましたし、パーマを当ててます。私服出社&内勤万歳!!!!笑

 

3月…新しい街

週5でバイトに明け暮れてました。

そして、このときのバイト代はほぼ引越し時の諸々で消えました。

新しい街に引越しました。勤務地は東京とわかっていたのですか、拠点が2択のどこかがわからなかったので、だいたい真ん中に住んでます。

ただ住む街はノリと勢いで決めました!!

大学が近くにある街が好きなので、その基準で選んだら大当たりでした。もう相当なことがない限りここから動けない体になってしまいました…

 

4月…ピカピカの新入社員

ここから会社員生活の開始です。ですが、4月はあんまり記憶ないです。15日から部署配属だったので、それまでは研修でした。

 

かっこいい仕事とかはじめからできるわけないと思っていたのと、先入観なくいったほうが初期配属はうまくいくと思った結果が今の部署です。

結果毎日が楽しいです。

 

そして2020年にインターンを受けたときから死ぬほど嫌いな人が同じ部署だと発覚。こんなに目の前から消えてほしいと思う人間に久々に出会ったと思ったら、まさかの展開です。

 

けれどもこじま知ってる、こういう展開。

今に至るまで違う選択肢を選びまくったら、こういう人間になってたんだなと思うやつです。これはたぶん同族嫌悪。

 

必要以上にの優しさは割かないと心に決めて、日々接しています。(ほんとは1mmも優しさを差し出したくないけど仕事だからぁ…ギリィ…その人にイラついたら心の中で唱える呪文は「そんなんだから大学院でれないんだよ」です。だいぶひどいと自分でも思います。はい。)

 

と、4月まで振り返っておきながら、ここから本当に寝ても覚めても仕事・仕事・仕事なので月ごとに振り返る意味がない気がするのでやめます!笑

 

 

今のチームにいるのは、上司曰くほんの出来心だったらしいですが予想外に相性が良かった結果、たくさん仕事をさせてもらってます。

 

ちなみに上司・先輩に「昭和…?」と言われますが、れっきとした平成生まれです!!!

 

ほっといたら24時間戦いそうなので、上司がいつも帰る時「帰りますよ〜」とわたしに声をかけて、「もう帰られるんですか〜!?ううっ…わたしも○時には帰ります…」と返すのが定番になりました。

 

あと強いて特筆する2021年の出来事としては11月に仲良くしてもらっていた左隣の関西弁先輩が異動しました。

 

いろいろと異例の人事異動だったので、1ヶ月前に聞かされたときはめちゃくちゃショックで会議室で上司の前でさめざめ泣きました。(本当)

 

異動当日も先輩の前で泣かないぞと意気込んでいたのですが、送別会後の駅の改札で無理でした。泣きました。(本当)

 

それにしても、大きい人事がある時期にうちのチームメンバーの名前がないことを喜び、「いやー、なんか誰か異動するんじゃないかって気がしたんですけど、気のせいでよかったです!!」と異動する本人の目の前で笑顔で話した自分、謎に勘が良すぎるうえに間が悪すぎる。(7日後に異動を知るこじま。)

 

すごい先輩への入れ込み具合ですが、これで実質3ヶ月しか一緒に仕事してないんですよ…

はたして自分が異動するとき耐えられるのでしょうか…

 

最初は本気で怖がってた先輩だったんですが、「OJTリーダーちゃうねんけど!」いいつつなんやかんやでわたしの面倒をみてくれてました。

 

「作業にすんな。どんなことも考えながら仕事しろよ」と言われたおかげで、今いろんな仕事をさせてもらってます。

 

お酒の席での話ですが、「こいつに雑用じゃなくて、もっと分析とかの仕事させてやってくださいよー」と上司に笑いながら言ってくれたりと、ほんと買ってくれてたし、かわいがってもらってたなと思います。

 

わたしの周りにいつも引っ張り上げてくれる人たちがいることは本当に本当にありがたいです。

 

もっといろいろ一緒に仕事したかったし、たくさんのことを教えてもらいたかったです。

 

会社辞めるわけじゃないのに、最後に泣きながらうわごとのようにこの言葉を繰り返して、謎に「大丈夫、大丈夫」と励まされました。笑

 

組織の新陳代謝とか先輩のキャリアを考えたら合理的だし、妥当だと頭ではわかるのですが、それと感情はやっぱり別ですよね。

 

またどこかの部署で一緒に仕事できたらいいなと切に思います。

 

いやー、2021年は本当に寝ても覚めても考え事ばっかりしてました。仕事含め研究含め。

 

研究生活ももっとやりたいなと思うなかで、うちの会社の制度が変わって大学院に行く間は休職できたりと、いろいろ手段はありそうです。

 

仕事は毎日影分身したいと思うほど業務量は多いですが、楽しいです。「しんどいですー」とニコニコしているらしいです。(OJT先輩談)

(そんなこと言うやつ会社の5%くらいって上司に言われました)

 

それと改めて、わたしは"何をするか"じゃなくて、"誰とするか"のほうに比重が偏っているのだと思う2021年でした。

 

上司に「こじまは川下りのキャリアだよね」と言われた話もまた書けたらいいなと思います。

 

というか、わたしはこの文章の中で"楽しい"って書きすぎている気がしてならないです。笑

 

それでは!

 

 

季節は次々進んでく

こんにちは。こじまです。

 

もう12月なんて全っっったくもって信じられません。

あのほぼ毎日、研究室に深夜までいた半分くらい気が狂った生活から1年が経とうとしているなんて

誰か嘘だと言ってくれませんかね。こうやって人は歳をとっていくのだと感じる、そんな冬の入り口です。

 

さて、こんなにも更新をしなかった言い訳をちょっとくらいはしておこうと思います。笑

こじま、仕事が楽しすぎてほぼ毎日22時過ぎに帰ってくる生活を続けているもので

平日の家はほんとに寝るだけです。

 

以前はパソコンをしょっちゅう開く時間が家でも研究室でも取れたのですが、

会社員を始めるとなかなかパソコンの電源を入れるのが億劫でして。

けれども文字は基本キーボードで打ちたいというめんどくさい気質を持っているので、サボりにサボっていました。

 

でも、やっぱり「うわーーー!この気持ち吐き出しとーてしゃーないなぁーーーーー!!!!」みたいな衝動は来るわけで。

今回(?)気軽に更新するためにもiPad用にワイヤレスキーボードを導入しました。パチパチパチ

 

さて、夏からこの冬のはじまりまでの間にいろいろというほどではないですが、

自分にとってはガツンとくるようなことが大小それなりにあるわけで。

いいことも、しょんぼりするようなことも。

 

絵を習い始めたこととか、職場のこととか、上司とした話とか、先輩が異動した話とか。

いやー、季節2個分駆け抜けてきました。笑

 

やばいですね。話たいことがたくさんありすぎて、楽しくなってきちゃいました。

ちょっと書いていなかったので何書こうかなと思っていたんですけど、

一度文章を書き始めると案外どばどば頭の中から溢れ出すものですね。

 

いっぱいここで書きたいところですが明日も、というか今日も仕事なので

ひとまずは「こじま、静かだったけど元気に生きてるよ!」という報告にまずは留めようと思います。

 

自分はやっぱり書きたかったというのが再認識できたのでよいリハビリになりました。

続きはまた今度とういことで。

 

それでは!

 

 

仕事が好きだと叫びたい

こんにちは。こじまです。

 

まるっと1ヶ月も更新できませんでした。

ただただ単純に忙しかったです。笑

 

6月末に新人社員が全員対象になる社内試験があったこともあり、書きたいことはあるのに書けない日々でした。

この社内試験、合格率9割の落ちたら晒しものレベルでして……

なんと部内で模試の時間が設けられるほどの重要度高めでした。

しかも模試ですら結果はOJT先輩だけでなく、部内の役職者にはメールで公開されるという。

 

しかし、日常の業務に比べたらつまらないのなんのですよ!!!!!

 

わたしの担当業務に1mmくらいしか掠ってない!!!!

わたしの部署の話、全然でない!!!!

これは不公平!!!!!笑

 

商品のことを知るのは大事だけど、今はそっちやってるより毎日の業務のほうやりたい!!!と叫びながら勉強してました。

 

まぁ、こじまは興味のないことにやる気が出ない人間(安定)なので、ずっと点数が低空飛行でした。

なので、例のコテコテ関西弁の10年目先輩に「おまえ、どべやんけ!」と毎度イジられていました。(一応、最下位じゃないときも何度かはありました。自己弁護。笑)

 

そんななか、やる気のないこじまはモチベーションアップのためのごほうびをねだったら、合格したらごはん、落ちたらわたしのボーナスでチームの先輩たちにおごりになりました。

 

試験結果は7月下旬なのでさっさと教えて欲しいものです。落ちてたらどうしよう……(今さら)

 

それにしても、配属されて早3ヶ月の間に先輩たちには本当にたくさんの仕事を任せてもらえるありがたい日々を過ごしています。

 

今受け持っている仕事のざっくりとした内訳は

 

・月次のお仕事×3

・週次のお仕事×1

・日次のお仕事×2

・変則的なお仕事(案件がきたら取り掛かる系)×2

・処理依頼書とかパラパラとした雑務

 

です。

 

書き出してみて、ふと思ったんですけど

たぶん、これ新人の業務量じゃないです。笑

 

そう考えると、「仕事行きたくない」ではなく、毎日なんであの時、こうしなかったんだー!」とか「ああすればもっと効率よくできたのにー!」「わからないことが次々やってくる!うわー!」が悩みの大半なのはすごいことだなとつくづく感じます。

 

"仕事が楽しい!"って思えるのはきっと周囲の人たちが、わたしを"わたし"として扱ってくれているからな気がします。その一方で、新入社員だからという甘えを許さないともいう。笑

 

配属されてすぐに「まずは座ってるだけでいいよ」とポイッと会議に放り込まれました。しかも、2つも。

 

10年目先輩に成果物をみせたときに「根拠は?」と詰められることも、OJT先輩に「なんでそうしようと思ったの?」と問われるといつもビクッとなります。

怖いけれども、それはわたしの考えを聞こうとしてくれてるということでもあると思うので、毎日がトランプ遊びの"スピード"です。

(ちなみにこの前、チームの雑談会のときに10年目先輩に「日々、成長を感じてる」と言ってもらえたり、OJT先輩に「こじまさんは伸びると思うよ」と言ってもらえて泣くかと思いました)

 

毎日"スピード"して、引き出しの中身と中身が繋がってがわたしにとっての仕事の楽しさです。

 

でも、こんなのきっと30年くらい前だったらこんな風にわたしに裁量が与えられることもなかったかもしれないですね。

 

時代が違えば、わたしは"女の子"で、"売れ残ったクリスマスケーキ"ですから。

学歴としてもたぶん"嫌味"な学歴ですし。

 

なんなら男女雇用機会均等法があるのは"男女が平等ではなかった証拠"ですしね。

わたしは過去には生きていないですが、その昔バリバリ仕事がしたかったこじま母は随分ともどかしかったようです。(ゆうても、当時にしてはめちゃくちゃに仕事してたと思う)

 

わたしが「仕事楽しい!」と話すたびに、こじま母は「少しずつだけど世の中って変わるんだね」としみじみしています。

 

先日、仕事を分担している社員さんから子供が熱をだして早退・翌日お休みするとのチャットがきて、それに「お子さん、早くよくなるといいですね!全部やっておきます!」と返したらわざわざ、こじまの席にまで来てお礼を言われました。

 

正直、びっくりしました。

自分のなかでそんな感謝されるようなことをしたつもりは微塵もなかったので。

そのとき「おぉ……これが過渡期か」と実感しました。

 

世の中って日進月歩で変化しているのですね。

まぁ、こじま自身も毎日変わっているので、明日はまた考え方が変わっているかも。

来月には「こんな会社辞めてやるー!」となってるかもです。笑

 

 

とりあえず、とにもかくにも!

今は仕事がとても楽しいです!!(大声)

 

大変だけど!!!!!

 

それでは!

 

 

 

Be My Story

こんにちは。こじまです。

 

5月です。1年の3分の1が経ってしまいました。

引っ越した先のめちゃくちゃ立地がいいことが最近ようやくわかってきました。笑

 

毎日が濃密で会社員になって1ヶ月ちょっとになりましたが、「まだ1ヶ月なのか」という気分です。

会社員を始めてからこれまで以上に1日が秒で過ぎていきます。

気がついたらもう次の天気予報みてる。怖いです。笑

 

さて、研修を経てから部署に配属されてからもちょうど1ヶ月が経ちました。

何をするかわからなかった部署ですが、ようやくぼんやりと「こんな感じかな」というのが掴めてきた気がします。

 

個人的にはめちゃくちゃ"当たり"な部署に配属させてもらったと思います。

知らないことばっかりですし、次から次へと仕事が降ってくるので大変なことばかりですが、もう毎日が楽しくてしかたないです。

 

あんまり深くは書けないですが、こじまは主にセキュリティーに関する部署にいます。

会社のディフェンダー的部署ですし、個人情報をめためた扱うので書けないことばかりです。ふむ、どうやったらコンプラ違反にならずに済むのでしょうか。

 

そんな部署にはこじま含め5人の新人が配属され、さらに3つのグループに分かれました。

わたしがいるのは主に部内の取りまとめや経営企画部なんかとの折衝をしたりするグループにいます。ここに配属されたのはこじまだけで、しかもこれまで新人が入ったことのないグループだそうです。

 

なので、こじまの直属の上司たちはみんな役職付きだし、1番年次の近い先輩ですら10年目というベテラン勢のグループで基本は先輩に囲まれてパソコンをいじいじしています。

右隣りにOJTの先輩(15年目) 、左隣に10年目の先輩(関西人)の配置で座っているのですが、10年目先輩がコテコテに関西弁なので言語がバグりがちです。

急に関西弁になったり、東京弁になったりで喋っているわたしが混乱します。

 

 あとは10年目先輩が中高の部活時代を彷彿とさせる人で、うっかり「はい!先輩!!」と返事をしてしまいそうです。静まれ、こじまの体育会系の血。

 

今はまだ小さな仕事や雑用ばかりですが、とても楽しいです。

雑用が楽しいのかと思う方もいるかもしれないですが、雑用の楽しさは何よりも効率化する工夫を自分でできることにあります。

テキパキと雑用をしながら、どうしたらもっと時間が作れるのかを考えたり、仕事を勉強するなんて最高です。あとはこれまでの自分の引き出しからガタガタ引っ張りだすのも楽しいです。

 

そんな今のこじまはジャニーズJr.の気分です。笑

 

"アイドル"のなかでもそれが1番しっくりくる気がします。

ジャニーズJr.の子たちってほかの"アイドル"の卵たちよりもメディア露出もあるし、本職の部分である歌や踊りもするわけじゃないですか。

"アイドル"の証であるCDは出していないけどお給料は発生するセミプロみたいな存在なのが、今の自分の立ち位置にしっくりくる表現です。

 

プロじゃないけどプロ意識はもたなきゃいけないのですし、仕事は選べないそんな立ち位置にいる気がします。

まだ一人前じゃないけれど自分に仕事をくれる人たちの期待に応えたいし、自分のしたことがたくさんの人に影響を与えることができたらいいなって。

 

そのためにもまずは目の前にある仕事に一生懸命に取りくんでいくほかないので頑張っていこうかなとぼけーっとしながら思っています。

あとはいつカメラに抜かれてもいいように笑顔の練習もしておきましょうか。笑

 

もうちょっとブログを書いたりする時間も作れたらいいな〜

はやく今の生活サイクルに慣れたいな〜

 

それでは!

 

 

僕は僕みたいだ

こんにちは。こじまです。

 

4月です。気がついたら御社が弊社に変わっていました。

最近「えっ…もう<もえるゴミ>の日なん?」と思うたびに"社会人"になったことを実感しています。

 

 会社員になったとはいえ、今はまだ全体研修中でして、たいして何もしていません。

強いて言うならいかに既視感のあることに意味づけできるかの戦いをしています。

自分のなかで当たり前だと思っていたことでも、舐めちゃだめだと言い聞かせながら主に睡魔と戦っています。(特に座学)

 

ちなみにこじまは初期配属についての人事面談のときに「どこでもいいでーす!」といったので、よく実務はまだわからないけどおもしろそうな部署になりました。(さすがにちゃんと理由づけした「どこでもいい」です。笑)

 

およそ20年も学生の肩書で生きてきたので、それがなくなるとどうなるんだろうなとずっと気になっていました。職業の欄に"会社員"って書いたら何かが変わるのかなと。

 

案外なんも変わんないですね!

 

まずいつも通り周りは勝手にサバを読んでくれます。笑

同期たちとわたしでは最大で4歳離れているのですが、もうすでに忘れられています。

何度か年上だよとは言ったんですが、なぜだかみなさん記憶がないみたいです。

 

先日も配属発表の後に

『こじまさん、部署どこになった〜?』

「〇〇だよ〜」

『あ、院卒の人がいるとこだよね!院卒の人と一緒ってすごいね!』

「わ〜ありがとう〜!」(ちなみにその院卒がわたしだよ!!!)

という会話を同期としました。

 

まぁ仕事するうえで年齢はそこまで関係ないですし、「いける!まだ今なら制服着てもちょっと老けた高3でいける!」みたいなことも多方面から力説されるので、しばらくはこじま(22+4歳)で押し通していこうと思います。はい。

 

あとは人事の研修担当の人にもいじられるようになりました。なんでや。

どこにいってもイジられキャラなのは自覚していますが、どうして入社して1週間でバレているのでしょうか。謎です。

 

自分でいうのもなんですが、昔の自分の写真をみると「なんか知らんけどめちゃくちゃ痩せたな〜!」と感じるほど外見は変わりました。

見た目が変わっているのだから、ほかも変わっているだろうと思っていたのですが、そんなことありませんでした。

 

こじまはこじまのままみたいです。

 

会社員になっていわゆる"社会人"になりましたが、そんな肩肘張ることはないみたいです。のびのびと楽しいことのために生きていきます。

 

あとは早くこの情勢が落ち着いて旅行したり、大学キャンパスに遊びにいけるようになったらいいなと思うばかりです。

 

しんどいこともどんどん増えていくかもしれませんが、会社員の立場から見えるはどんな景色か楽しみです。

 

それでは!

 

 

 

院よさらば

こんにちは。こじまです。

 

引越しやら某国家公務員バイトとかしてたら2月が消え、3月までもが消えそうです。

もはや来週には4月というバグまで起きています。

 

そして先日こじま無事に大学院を修了しました!ワーイ

最後の1ヶ月に5万字を錬成したこじまもなんとか修了できました。

 

つまりは大学院にいってから研究分野を変えても

高校まで理系でも

社会科目は地理しかやってこなくても

歴史分野の修士論文は書ける!

修士号は取れる!!

夢は叶う!!!(?)

という一応の証明ができました。

 

大学院生活の前段階にあたる入試から振り返ってみても、こんなんでよく大学院修了できたなとしみじみ思います。

「お前、この大学院の入試落ちたらプー太郎やで」みたいな感じで進学することにし、およそ2ヶ月漬けで今の研究分野の概要を入れ込むみたいな博打打ちから大学院生活が始まってますしね。

(正直、入試論題のうちの書かなかった「〇〇主義について~」のほうは入試時点で言葉は本で字面はみたけどさっぱりわからん状態だったので速攻で書くのを諦めたことをここに告白します)

 

入試から修了するまで就活も含め全くもって誰の参考にもならない大学院生活すぎて後輩には申し訳ないかぎりです。笑

 

さて学部時代は専門っていうのがかっちり決まっていなかったので、大学院ではじめて専門的なことやってんなーと自覚しました。

本当に学ぶことが多く、毎日「なんだよそれ!?知らねーよ!!!」みたいなことを心で叫んでいました。

修士論文を書きながらも「誰だよ!?こんな研究考えたの!?!?わたしだよ!!!アホちゃうか!!!」と自分を恨みながらキーボードを叩いていました。

 

そんなあっという間の歴史分野での修士課程のなかで気づいたことは

歴史分野の研究って世の中の"余白"を拡げるもの

だということです。

 

この"余白"っていうのは世の中がもっと良くなるために必要な新しい価値観とかが入り込むスペースというか"ゆとり"みたいなイメージです。

 

歴史研究ってそうした"余白"を拡げていくことが得意な学術領域だなと。

そういう性質のある歴史研究はなおさら上澄みだけさらうと象牙の塔に見える気がします。

だって"余白"を作ったって、それはまだこれから使うスペースを作っただけで、すぐには使わない、いつ使うかわからない部分なので一見、無価値で無意味に感じますもんね。

けれども"余白"がないと新しくそこに何も書き込めないし、書き直せないじゃないですか。

 

だから歴史研究は象牙の塔のままでいいんじゃないかなとわたしは思います。

でも、"歴史"を研究する意味を考えることは大事な気がします。

まぁ、象牙の塔でいいって言ってますが誰かに「歴史は不必要!無価値!」とか揶揄されたらキレますけどね。笑

 

それと研究というレベルまでのことをしなくても、何かの"歴史"を咀嚼して飲み込むことは個人にとっての"余白"を拡げることに繋がっていることにも最近、実感が湧きました。

 

それを感じたのは最近、こじまがハマっているSnowManというグループの"歴史"を辿ったときです。彼らの"歴史"を追えば追うほどめちゃめちゃ自分のなかに組み込みたくなります。

 

彼らの楽曲や動画など数あるコンテンツのなかでも、特に1万字インタビューが彼らのパーソナルに近い"歴史"を知ることができるものがあります。

1万字インタビューとはメンバーそれぞれがデビューするまでの自分の幼少期はどんな人物だったのか、何がきっかけで事務所に所属したのか、下積みでどういう経験をしてきたのか、どういうことを感じたのかを個人で回想する雑誌企画です。

ようは、これまでのアイドル活動を軸に記す個人史みたいなものです。

 

 

例えば元々6人グループだったSnowManが9人グループになることが決まったときについて、とあるメンバーがこう語っていました。

「ここまで作り上げたものを一度壊す怖さは正直ありました。ファン、メンバー、みんなが心地いい空間ができあがっていたから。でも、だからこそ変化を求めていました。6人でいると最高かよって思った。同時にここがマックスになるかもしれない怖さみたいなものもあったから。常に進化したいし成長したい。(後略)」

 Myojo 2021年4月号「SixTONESSnowMan 10000字インタビュー 僕がJr.だったころ 第10回:佐久間大介」177-178頁

 

これを読んでわたしは「今が最高!」って瞬間から上を望まなかったのなら現状維持か落ちるだけなんだなというのと、「今が最高!」だと思う環境を「売れているのか」の尺度で考えるとどうなのかといったような自分の立場を俯瞰することを改めて学びました。

それとこれから会社員生活をして、学術の環境からからあえて離れるのも一つの手段だと思えるようになりました。

(あとこういうニュアンスの話、経営学の授業で聞いたことある!って感じです。なんだっけな〜組織論だっけな〜)

 

また、ほかのメンバーがとある収録で「自分はいらない」というのを聞いてしまってからやめたいと思ったときについての回想を以下のようにしています。

「(前略)特に選ばれた4人は、かなり大きく映るシーンがあった。MV用のダンスレッスン中、その4人を誰にするか振りつけ師さんたちが話し合ってて。(中略)そしたら聞こえちゃったんですよね。"目黒はいいや。いらない"って。プロの世界なんで当然といえば当然で。当時の僕は選ばれるに値しなかったってだけの話なんですけど、その一言で心が折れた。(中略)家に帰ってそのまま両親にボロボロ泣きながら"辞める"って伝えて。そしたら即答で、"辞めな"って言われた。"そんなになるほどがんばったんだ。辞めればいいよ"って。少しは引き止められるかなって思ったのに1ミリもそんなことなくて、逆に冷静になったというか。悔しいまま終わったら、いつか今一緒に活動しているJr.がテレビに出るのを見たら、そのたびにこの悔しい気持ちを思い出すんだろうなって。なんか妙に冷静になって、自分で辞めたいって切り出したくせに、"もう少しだけやってみる"って」

Myojo 2021年3月号「SixTONESSnowMan 10000字インタビュー 僕がJr.だったころ 第9回:目黒蓮」187頁

ここを読んで「 これ、前にブログで書いた『ハイキュー!!』のときの感情に似てる!!」となり、この考えの実践は経験として活きると感じることができました。

17-wwannanext.hatenadiary.com

  

こんな感じで1万字インタビューというエンタメ企画の個人史を辿るだけでも「こうしてみよう」とか「こう考えてみよう」と自分の中身が組み変わり、そこで自分の"余白"の拡がりを感じます。

 

ここで挙げたのはちょっと暗い(?)内容を抜き出しましたが、1万字インタビューの内容はもっとポジティブなことも書いてます。なんたてったって1万字。

 

まったくもっての余談ですが、これを読みたいがために人生ではじめてMyojoを買いました。そして、1万字インタビュー以外の特集をほぼ読んでいません。笑

Myojoって大学図書館はおろか公立図書館にも置いてなくて、ハマる以前のバックナンバーに掲載されたメンバーのインタビューは国会図書館に行かないと読めないというのも最近知りました。

今度、国会図書館でバックナンバーを複写してこようと思います。笑

 

そんなこんなで歴史研究がたくさんの人が辿るための"歴史"っていう道を作る気がします。

 

そんでもって別に同じ"歴史"を辿っても、その道を「しんどい」って思っても「楽ちん」と思っても、それとも全然違う感想をいいと構わないと思います。

むしろ全然違う印象・感想がでてくるからこそ、それを各々が飲み込んだり、発散したり、共有したりを繰り返して世の中の"余白"は拡がっていくのではないでしょうか。

 

ここまでくどくど書きましたが、結局のところわたしが大学院での研究や学びのなかでみつけたことはこの世の中に"歴史"のないものなんて存在しないので、捉え方次第で"歴史"とはいつでも自分の"余白"を拡げてくれるだけでなく、考えの埋め込みも編纂も自由にできる万能ツールだということですかね。

 

正直なところ、これくらいしか2年間ではわからなかったです!

うーむ!まだまだいろいろ知りたいし、深掘りしていきたいものです!

 

こじまはいったんは学術の場から離れますが、視点を変えれば毎日は"研究"なのでこれからも考えて日々生きていこうと思います。

 

早くキャンパスに誰でも入れるようになってくれないと遊びにも行けないですしね。笑

 

それでは! 

 

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逆光の写真意外と好きなんすっ。